2021/07/12
カンカン照りのお日様の光をたっぷり浴びて甘くジューシーに実った、夏のフルーツが今回の主役! パフェにフルーツサンド、スムージー、ソフトクリーム、もちろんそのままでも…
見た目も可愛くって、 甘酸っぱいフルーツは 私たちの心を掴んで離さない。
県外産だけではなく、福井県産もその味わいは劣らない。もちろん栄養もたっぷりでジューシー! 今年の夏はフルーツで エネルギーをチャージして暑さに備えよう。
もくじ
あらためてフルーツパーラーへ
果物屋が営む喫茶店『フルーツパーラー』。フルーツのプロが作り出す、その幅広いメニューと甘い味わいで フルーツ欲を満たしてくれる。そこにはどんな魅力があるのだろうか。
フルーツパーラー 果樹園
福井駅前とともに47年、
老舗フルーツ専門店の喫茶室。
子どもの頃、駅前での買い物帰りや誕生日など、ちょっと特別な日に連れて行ってもらったフルーツパーラー。そこで食べる、グラスからあふれんばかりに盛り付けられたパフェはフルーツが宝石のようにキラキラ輝いていて、ほっぺが落ちるぐらい美味しかった。そんな甘い記憶、思い出を持つ人も多いのではないだろうか。
昭和2年創業、福井駅前のランドマーク的存在のフルーツ専門店『ウメダ』。店頭には専門店ならではの確かな目利きで、各地から集まったさまざまな高級フルーツが並ぶ。そして昭和49年、「旬の果物の美味しさを、たくさんの人に知ってもらいたい」という想いから果物店の2階に誕生したのが『フルーツパーラー果樹園』だ。階段を上った先にあるガラスの扉を開けると、温かみのあるノスタルジックな空間が迎えてくれる。フルーツを主役にしたパフェやサンドイッチ、パンケーキ、生ジュース、ケーキと千変万化。バラエティ豊かなメニューに「今日はどれにしようか」あれこれ迷う時間も楽しい。
多くの人がお目当てで訪れるのが、看板メニューの1つでもあるパフェ。同じ品種でも産地や作り手で個体差があるもの。食べごろを見極め、いつでもベストな状態で提供するのが老舗パーラーの腕の見せどころ。中でも3年前からはじめた高級フルーツの旬を巡る「グランシリーズ」は、春のあまおうから、初夏のマンゴー、メロン、桃と続き、秋のシャインマスカット、洋梨でひとまわり。生クリームとアイス、ジュレというシンプルな構成が主役の高級フルーツの美味しさを一層際立たせ、「至福のパフェ」と話題に。全種制覇を目指して季節ごとに足を運ぶファンもいるそう。 「昔も今も、難しいことはしていません。一つひとつの素材を活かしきるだけです」と店主は笑う。だからいいのだ。シンプルで頑張りすぎないフルーツパーラーの甘いメニューには、食べる人をホッとさせる“優しい余白”がある。そのまっすぐな味に人は帰りたくなる。
フルーツパーラー 果樹園
【住所】福井県福井市中央1-9-23
【電話】0776-24-1250
【時間】9:30~19:00(18:30LO)
【休日】水曜(祝日の場合は営業)
【席数】32席
【駐車場】なし(2200円以上の飲食または購入で駐車券サービス)
【HP】あり
月刊ウララ7月号(582円+税)の巻頭は『フレッシュな夏がやってきた! フルーツが好き。』。『ジューシーに実った、夏のフルーツ』をご紹介。書店、コンビニ、通信販売で好評発売中です。ぜひご覧ください。
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