電車が走っていた大正時代の面影を残す初代の下荒井隧道=勝山市遅羽町下荒井で
北陸最古か 識者「保存状態良い」
勝山、大野両市境にある山に、百年前のほんの十年間だけ使われた“幻の鉄道トンネル”が残っている。放棄されたのは一九二四(大正十三)年。現在勝山−大野間に鉄道はなく、山中にあることからその存在を知っている人も多くない。ただ、保存状態がよく、現存する電気鉄道のトンネルとしては北陸で最古ともみられることから、識者からは「鉄道遺産に向けた保存を」との声が上がっている。 (平林靖博)
(日刊県民福井)
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