特殊加工で絹の有効物質「セリシン」を残したまま柔らかさを保った生地(右)。左は加工前の硬い生地=坂井市丸岡町の小杉織物で
精練せず柔らか 保湿や抗酸化効果
絹帯・絹マスク製造の小杉織物(坂井市)は染色会社の野崎染色(京都府亀岡市)と協力し、通常は絹の風合いを出すため大半が取り除かれる絹糸の有効物質「セリシン」を残しつつ、柔らかくする特殊加工を施した生地を作った。セリシンには保湿、抗酸化、紫外線吸収などの効果があり、小杉織物はこの生地を生かした肌に優しいマスクの生産を進めている。 (渡部圭)
(日刊県民福井)
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