高善庵遺跡で見つかった瓦(手前)。興道寺廃寺跡の瓦(奥)と比べて、形がゆがんでいる=美浜町歴史文化館で
美浜町の高善庵(こぜんな)遺跡で行われている発掘調査の結果をまとめた速報展が、町歴史文化館で開かれている。見つかった古代瓦は、近くの国指定史跡の古代寺院「興道寺廃寺跡」で出土したものと同種と判明。松葉竜司副館長によると、古代で貴重とされた瓦窯が高善庵遺跡内にあった可能性が高く「興道寺廃寺に使われる瓦を生産、供給する役割を担っていたのでは」と分析する。六月二十七日まで。(栗田啓右)
(中日新聞福井版)
続きはこちらから
日々URALAからのお知らせをLINEで受け取れます!