世界の酒類コンペで丸岡の酒造が金賞獲得! 女性ワイン専門家も惚れたその銘柄は?|久保田酒造

2021/05/30

女性ソムリエ、女性醸造家、女性ワインジャーナリスト、女性シェフなど、世界の女性ワイン専門家が厳正審査をする国際酒類コンペ「フェミナリーズ世界ワインコンクール」。フランスにて行なわれた今年の第15回大会で集まったのは全世界から5246銘柄。

11代目の久保田直邦社長

そのコンクールにて丸岡町の『久保田酒造』が出品した「一筆啓上 百香果のお酒」が日本リキュール部門で金賞、「特撰純米大吟醸 一筆啓上」が日本酒・純米大吟醸部門で銀賞に選ばれました。

「一筆啓上 百香果のお酒」写真は180ml  1本880円
※“百香果”とはパッションフルーツのこと

「一筆啓上 百香果のお酒」は、鹿児島県徳之島産のパッションフルーツを純米吟醸酒に漬け込み、華やかな香りにスッキリとした甘みが調和。



砂糖抜きだと甘さを醸し出せないので、リキュール造りは難しいとされていますが、約4年の歳月をかけて吟醸酒とパッションフルーツのみで甘みを引き出した、人工甘味料不使用のリキュールです。
渋みがない白ワインのように飲みやすく、アルコール度数は9%とやや軽め。久保田社長いわく炭酸などで割らずにストレートで飲むのがおススメ。

「特撰純米大吟醸 一筆啓上」(中央) 720ml 3850円

そして、日本酒・純米大吟醸部門で銀賞に選ばれたのが「特撰純米大吟醸 一筆啓上」。材料となる酒米「山田錦」の栽培から手がけ、ゆっくりと低温で3年間熟成された純米大吟醸は、やや辛口でのどごしがまろやか。10℃ほどの冷やで飲むのが一番美味しく味わえるそうです。アルコール度数は16%。

実はコチラ、元々「日本一短い手紙 一筆啓上賞」の受賞者のために造られたもの。だから、もらって喜ばれるようにとお酒自体はもちろんですが見た目もこだわり、ラベルは丸岡産の織物、木箱は石川県産、瓶を包む木箱のビロードには鯖江産のものを使い、装飾もかなり作り込まれています。



そんな『久保田酒造』では「一筆啓上 百香果のお酒」「特撰純米大吟醸 一筆啓上」以外にも純米酒や、過去に開催された「フェミナリーズ世界ワインコンクール」で金賞を受賞した「一筆啓上 梅の酒」などの果実酒まで、幅広い銘柄を展開。

今回賞を受賞した2本と一緒にいろいろ飲み比べてみるのはいかが。


久保田酒造
【住所】福井県坂井市丸岡町山久保27-45
【電話】0776-66-0123
【時間】8:00~17:00
【休日】不定休
【駐車場】あり
【HP】あり
今回紹介した銘柄は『久保田酒造』のHP、または県内のリカーショップなどにて購入できます。6月1日(火)以降は受賞シール付きで出荷


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#グルメ#坂井

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