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【福井ラーメン探検隊】
2021/06/04
「暑い日こそ熱いものを」とはよく聞きますが、体はまだ暑さに慣れておらず、熱いものは喉を通りにくくなってきた今日この頃。でもラーメンは食べたい……。
というわけで、今回は“涼”を求めに絶品の冷やしラーメンを食べに行ったのである。そして我々が訪れたのは、鯖江市・国道8号線の鯖江駅東口交差点を少し東に入ったところにある『中華そば Ryo』。
「看板メニュー「鶏そば」を洋風にアレンジ」
霧島鶏の丸鶏や鶏ガラなどを長時間炊き上げた鶏清湯(とりちんたん)スープを使い、カツオやサバなどのダシも効かせ、雑味がなく澄み切ったクリアな味の無化調ラーメン「鶏そば」。コチラがお店の看板メニューだが、このラーメンを冷製バージョンとして仕上げたのが、今回いただいた「冷やし鶏そば」なのだ。味は塩・醤油の2種類があり、よりあっさりとした塩味をチョイスした。
もちろん、ただ“冷やし”にしたわけでなく、「冷やし鶏そば」に合うように、特注の中太多加水麺を使用。また、具材もミニトマト、生ハム、鶏チャーシューや水菜などにして「鶏そば」を洋風にアレンジしている。
浸った麺がハッキリと目視できるほどスープは透き通り、まさしく雑味のないクリアな味わい。しかし、その奥からは鶏の旨みがジワジワ溢れてくる。香ばしい焦がしネギの油と鶏清湯スープの絡みも抜群!
ツルンとした麺は喉ごしがよく、スルスルと入ってしまう驚くほどの食べやすさで、1度箸を運び出すと止まらなくなるのだ。
なお、冷たさをキープするための氷はスープを凍らせたもので、溶けても味が薄まらない工夫も。だから時間が経っても冷たさと旨さが変わらないのであった。まさに、最後の一滴まで美味しく味わえる一杯!
「冷やし中華とは違う、冷やしラーメンの魅力」
今回いただいたのは、暑い日にこそ食べたい冷やしラーメン「冷やし鶏そば」。酸味が入った冷やし中華ではなく、ラーメンそのものの味わいを楽しんでほしいと店長が考案し、2年前から提供されるようになったメニューだ。なお、塩は焦がしネギの油を使っているが、醬油ではバジルオイルを効かせたものとなる。似たようでまったく違う味を楽しめるので、コチラもぜひ!
探検隊レポート
スープの濃さ:あっさり
麺の種類 :中太麵
ボリューム :普通
中華そば Ryo
【住所】福井県鯖江市東鯖江1-1-3 MM6ビル 1F
【電話】0778-42-7018
【時間】11:00~14:30、18:00~21:00
【休日】木曜、第1・3水曜
【席】16席
【駐車場】8台
【SNS】Twitter
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