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【福井ラーメン探検隊】
2021/07/02
今回我々が訪れたのは、えちぜん鉄道・越前新保駅より徒歩で約4分のところにある『お食事ハウス はら』。“お食事ハウス”という店名の通り定食や丼物、うどん・そばなどの麺類が揃うお食事処だが、コチラで人気なのがこの「カツカレーラーメン」だ。
ラーメンとカツカレーの「かけ合わせグルメ」で、一見珍しいメニューと思いきや……、調べてみたところ福井県内では提供するお店は少ないようだが、全国的にはポピュラーなラーメンのよう。では、いざ実食!
「和風ダシのスープはピリッと中辛」
カレースープは昆布やカツオの削り節から旨みをとった和風ダシ。カレーラーメンといえばスープのとろみがドロドロ系、シャバシャバ系に分かれると思うが、コチラは少しトロッとしている中間層。ルーの辛さは、ピリッとしたスパイスをきかせている中辛といったところ。
なお、このメニューは登場した約3年前よりルーを少し辛めに変えているという。というのも、当初のものは箸をつける前に一味唐辛子をかけて辛さを増してから食べる常連さんが多かったため。「それならば、はじめから辛くしよう」ということがキッカケで辛さを少し増したのだ。
そしてトッピングのトンカツ。サクサクに揚げられた豚ロースがこれまた旨い。脂がアッサリで肉も厚過ぎず、ちょうど良い大きさ。だから食べやすくて箸がどんどん進むのだ!
ラーメンにトンカツがのっており、見た目は重いけど全体的にはあっさりとした味付け。ラーメンとカツカレーのウエイトが程よいバランスとなるよう仕上がっているのだった。
なお、トンカツは時間を置くと衣がスープをたっぷり吸い込み、しっとりした味わいに変わるので、少し待ってから味変を楽しむのもおススメ。
「シメはどんぶりにライス投入でカレーおじや」
この「カツカレーラーメン」は単品でも注文できるが、福井県産コシヒカリのライス(小)を付けたセットの方が大人気だそうだ。想像にたやすいと思うが、ある程度食べ進んだらライスにルーをかけて食べるためだろう……、と思いきや少し違った。
ラーメンのどんぶりの方にライスを投入するという、“on the curry!!!!”するためだった。特に食べ方の決まりはないが、客のほとんどがカレーおじやでシメをするという。この方がライスにカレースープが染み込みやすいというのも納得!
今回いただいたのは、ラーメンとカツカレーのかけ合わせグルメ「カツカレーラーメン」。見た目はボリューミーでヘビー級なのだが、カレースープやトンカツもあっさり仕上げてあり、非常に食べやすいラーメンだった。なお、セットにするとライス(小)と漬物+煮物(季節により変わる)が付いてくる。炭水化物以外の栄養も摂れるのはうれしい限り。
最後はライスをラーメンのどんぶりへ迷わず投入し、ぜひ“カレーおじや”まで堪能していただきたい。
探検隊レポート
スープの濃さ:中辛
麺の種類 :細麺
ボリューム :やや多め
お食事ハウス はら
【住所】福井県福井市新保3-2103-3
【電話】0776-52-1055
【時間】11:00~19:00
【休日】日曜
【席数】12席
【駐車】6台
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