母の康子さん(右)と父の静雄さん(左)の肩を抱く香奈選手=越前町人工芝ホッケー場で(野村香奈選手提供)
東京五輪ホッケー女子の日本代表に選ばれたFW野村香奈選手(31)=越前町出身、南都銀行=は、二〇一九年に母親の康子さん=享年七十=を病気で亡くした。困難にぶつかった時、いつも自分の背中を押してくれた「一番の支え」だった。「恩返しがしたい。チームの力になれるように」。悲願だった五輪のピッチ。ワンプレーに全身全霊を懸ける姿を母にささげる。 (谷出知謙)
(日刊県民福井)
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