【KNOW!U-PROJECT】

農遊コンシェルジュ育成講座がスタート! 福井の旅行がもっと楽しくなる。

2021/07/20

旅行先や出かけた先で、「この辺りならではの、おススメのモノや食べ物って何かな?」なんて思ったことありませんか? いざその場でスマホを開いてみても、あれこれ検索に引っかかって「どれが本当に良いモノなのか分からない!」なんて経験、誰もが一度はあるはず。

そんな旅行者の悩みを解決してくれる、頼れる味方「農遊コンシェルジュ」を育成する講座が、福井県内の6地区で一斉にスタートしました。


そもそも「農遊」って何だろう?

なかなか聞き慣れない「農遊」という言葉、実は福井県が独自に生み出したもので、「旅行者が村をんで、回する」という意味が込められているそうです。

旅行する側としても、「せっかく来たんだから、ほかにも面白いところがあるなら、ついでにいろいろ遊んでいきたいな」と思うのがホンネ。「農遊」ができるようになるなら、旅行者だけでなく、私たちにとっても県内のおでかけ候補として魅力的ですよね。

6月下旬に行われた開講式の様子。オリエンテーションでは「農遊」についてなど、改めて説明がされていました








地元だから知っている、「農遊コンシェルジュ」の新鮮でコアな情報。

そんな私たちの「農遊」をサポートしてくれるのが「農遊コンシェルジュ」。

訪れた人たちが地域の魅力を満喫できるよう、いろいろな質問に答えてくれたり、とっておきの情報を教えてくれたりするスペシャリストの証です。

初年度である今年だけでも、想定の倍以上の総勢100名以上の研修生が県内各地域から集まったというから驚き! コンシェルジュの人数が増えれば増えるほど、地域の魅力的なコンテンツの繋がりも強まると思うので、これは「農遊」への期待がますます高まりますよね。

第一回目の共通講座では、仁愛大学の佐藤准教授による「福井県の各地域の食文化」について講義があり、登壇した丹南会場以外の5会場にはその様子がオンライン配信されていました

また、会場で印象的だったのが、知識を学ぶだけでなく、地域の繋がりを深め合うような和気あいあいとした育成講座の様子です。研修生の方々が農遊コンシェルジュとなった時も、このような感じで地域のコンテンツが繋がり広がっていくんだろうな、と楽しみに感じました。このコンシェルジュ同士の繋がりから、何か新しいものが生まれてきそうな予感にワクワク。

付箋を使って地図上に福井の特産物や食文化、施設などを落とし込んでいくグループワーク
グループワークに関連して、自分の施設をPRするシーンも。お互いに質問しあったり、ちょっとした冗談を交えたりしながら、1回目から早くも会場は打ち解けた雰囲気に

7月中旬に開催された現地視察は、福井県立大学の学生も同行しての開催となりました。若者目線での地域を盛り上げるアイデアも今後発表してもらうそうです

インタビューで「農遊コンシェルジュ」の想いをフィーチャー。

座学やグループワークだけでなく、実際に現地視察に行くなど、さまざまなカリキュラムを受けながら「農遊コンシェルジュ」を目指す研修生。

今後URALAでは、その過程を見守りながら、「農遊コンシェルジュ」となった方のインタビュー記事をこちらで連載していきますので、ぜひお見逃しなく!







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