【~8/31】草間彌生やルネ・ラリックら多彩なアートの“自由研究” |嶺南美術展「スカラベからフィギュアまで」

2021/08/05

草間彌生 「Papillon(Ⅰ)」 2000年 松本市美術館蔵

前衛作家、草間彌生(1929-)の「Papillon(Ⅰ)」(2000年)や、フランスのガラス工芸家、ルネ・ラリック(1860-1945)の「スカラベ」(1923年)など、昆虫や植物をモチーフとしたアート作品の数々。夏休みの自由研究にちなんで、昆虫採集や植物観察のように美術鑑賞を楽しむ注目の嶺南美術展「スカラベからフィギュアまで」が『福井県立若狭歴史博物館』(小浜市)で開催されている。


ルネ・ラリック 花器「スカラベ」 1923年 箱根ラリック美術館蔵

独創的なアート表現で海外からの人気も高い草間彌生さんは、チョウをモチーフとした版画作品を数多く発表している。展示作品の「Papillon(Ⅰ)」や「Papillon(Ⅱ)」もそのひとつ。草間作品の代名詞ともいえるドット(水玉)やネット(網目)によるあしらい、そしてヴィヴィッドな色使いから力強いメッセージが伝わってくるようだ。

ガラス芸術の巨匠、ルネ・ラリックもまた、作品のモチーフとしてバッタやトンボなどさまざまな生き物たちをデザインしてきた芸術家のひとり。出展作品の花器「スカラベ」は、古代エジプトで復活の象徴として崇拝されていた昆虫、スカラベがガラスのレリーフとして浮かび上がる。自然への鋭い観察眼と想像力を装飾的な芸術へと昇華させたラリックの世界を間近で感じてみて。



ファイアンス製スカラベ陶板 新王国第18王朝 古代エジプト美術館 渋谷蔵

そのほか、アンディ・ウォーホルの「花」シリーズやエミール・ガレの「花器」など著名な芸術家たちの作品や、海洋堂のフィギュア、古代エジプトのスカラベ(昆虫)形の宝飾品、珍しい昆虫標本など、森に見立てた博物館内に多彩な作品約100点を展示している。

関連イベントとして、若狭歴史博物館アートディレクターの芹川貞夫氏によるギャラリートークを8月14日(土)と8月21日(土)の14時から開催(申込不要、先着20人、要観覧券)。8月22日(日) 13時半~からは、ワークショップ「キラキラ飾りをつくろう」がある(参加費無料、申込不要)。

嶺南美術展 夏休みは博物館で昆虫採集!
─スカラベからフィギュアまで─
【会場】福井県立若狭歴史博物館(福井県小浜市遠敷2-104)
【日程】7/30(金)~8/31(火)
【時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館】会期中無休
【料金】一般600円、高校生300円、小・中学生200円
【お問い合わせ】0770-56-0525(福井県立若狭歴史博物館)
【HP】あり







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#アート#嶺南

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