
奥へと伸びるアプローチを進むと、趣のある笏谷石の床に江戸の屋台を模した庇のあるカウンターが堂々と構える空間が広がる。あえて席数を少なめに抑えて、ゆったりと余裕のある空間にしている。
「このカウンターに座ったら、まずは思いの丈を全部言って欲しいですね。お客さんの希望をどんな風に叶えようかと考えるのが楽しくて」と話すのは2代目大将の松谷亨さんだ。
シャリは奥越産のコシヒカリを使用、水は炊き上がりにこだわって、今立の赤谷まで汲みに行くという。
旬のネタを中心としたおすすめ8貫の盛り合わせ「上にぎり」3080円は、フランス人客が気に入ってリピートしたという。特にサヨリの握りが一押しだが、新しいネタの研究にも余念がなく、意欲的な大将の最近のおすすめは「若狭牛ローストビーフの山うにのせ」(前日までの要予約)。
昭和39年に創業した『初味寿司』。車が行き交うフェニックス通りに面しながらも、店内に入り、着席した瞬間、その静けさに思わず身をゆだねたくなる空間に驚く。
二代目である大将の松谷亨さんは、すでに小学生の頃には鮨職人になると決めていたと言い、妻の広美さんとともに、地元に愛されてきた鮨屋ののれんを守り続けている。大将の丁寧な仕事ぶりと楽しい会話に魅了されるお客も多いとか。
初味寿司 本店
【住所】福井県福井市みのり2-3-12
【電話】0776-36-7017
【時間】12:00~14:00、17:00~23:00頃
【休日】日曜
【料金】予算(1人)昼1980円〜、夜5500円〜
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