【福井ラーメン探検隊】
2021/08/13
今回我々が訪れたのは鯖江市の県道28号線「青年の道」沿いにあり、田園地帯の一角にポツンと佇む『自家製麵食堂。鯖の江』。
静寂に包まれ穏やかな雰囲気の場所にあるが、昼どきになるとこの一帯だけに人だかりができるという、まさに“行列のできるラーメン店”なのだ。
その人気の理由を探るべくさっそく調査開始! 今回チョイスしたのは塩ラーメン「黄金のしお」。なぜ、塩なのかというのは「もっともごまかしのきかないラーメン」とうたわれるためで、その店の真髄を知りたくば塩ラーメンを味わう、というセオリーがあるからだ。
「7種類の塩とWスープでキレのある味わい」
まず、塩は7種類の産地が異なるそれぞれの特徴を活かしたブレンドもの。ダシは2種類の国産鶏と5種類の野菜から煮出した鶏ガラスープと、国産昆布や荒鯖節から煮出した魚介スープを別々にとって合わせたWスープ! 透き通るような琥珀色のスープには、さまざまな具材の旨みが溶けこんでいてコクが深く、塩のスキッとしたキレも楽しめる。
「保存料など不使用でツルツルのやさしい手作り麵」
麺はすべて自家製麺室で作られ、ラーメンの味に合わせて別々の麺が使われている。「黄金のしお」にはストレートの細麺で、3種類の小麦をブレンド。加水を抑えてあり、ツルツルで喉ごしの良さがたまらない。
そして旨さだけではなく保存料、着色料を一切使用していない、カラダへのやさしさもこだわった麺なのだ。 なお、トッピングのチャーシュー、メンマ、燻製味玉、蓮根チップスもすべて手作りのもの。香ばしいチップスのサクサク感がアクセントにも。
今回調査したのは、7種類のブレンド塩に鶏ガラと魚介をWスープで、絶妙な旨さを醸し出した「黄金のしお」。透き通った琥珀色で、見た目ではシンプルな味わいかと思いきや、実に濃く深い味わい。また、同店では「元祖 越前鬼おろしつけめん」も大人気。永平寺御用達の「野村醤油」を使った濃いめのつけだれに絡む、モチモチ食感の麺の旨さがクセになるという。
さまざまなラーメンが楽しめるが、どれもこだわり抜かれた一杯だ。ぜひ、至極のラーメンを『鯖の江』で味わってほしい。
探検隊レポート
スープの濃さ:あっさり
麺の種類 :ストレート細麺
ボリューム :普通
自家製麵食堂。鯖の江
【住所】福井県鯖江市持明寺町10-19-3
【電話】0778-42-8315
【時間】11:00~14:00LO(お昼のみの営業)
【休日】水曜、第1・3日曜
【席数】20席
【駐車場】あり
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