月刊ウララ8月号より『夏に出かけたい、Discoveryな福井! 旅をふたたび』

2021/08/15

港町 STAY

港町を有数する県内の市や町で 何やら面白そうな取り組みや、話題のスポット、素敵なお宿が 続々とお目見えしている。滞在時間をフル活用しながら、今年の夏こそ思い出に残る特別な休日を過ごしてみよう。


夏の旬を食べに行く。

越前海鮮処 蟹かに亭 水仙ランド

海鮮ちらし 2500円
獲れたてのネタ12〜13種類が美しく盛られた海鮮丼。この日は、イシダイ、穴子、ウスバハギ、甘エビ、シメサバ、マダコ、イクラ、ヒラメ、カツオ、サクラ、アジ、玉子カステラ。魚介類は日によって変わり、越前町の海の旬を味わえる。すだちを搾って味変するのが店のおススメ

国認定の絶景を眺めながら
豊かな海の旬をほおばる。

越前町の『蟹かに亭』が「越前岬水仙ランド」下に店を構える「水仙ランド店」は今年5月にオープンした2号店。店内から海を見て、右側は国の「重要文化的景観」「日本の夕陽百選」、左側は「福井ふるさと百景」の景観が楽しめる。とりわけ目の前に沈む夏の夕陽は絶景で、スタッフさえつい見とれるほど。ドライブやツーリングの際に気軽に立ち寄ってほしいとのコンセプトで誕生。夏こそ魚の旬で、水揚げされる種類も多く、エサをよく食べるので身や脂の質も格別、それを味わってほしいという。おススメなのが、獲れたばかりの魚介類12〜13種類を美しく盛った「海鮮ちらし」。ネタは日によって変わり、映える見た目とボリュームで開店早々人気の一品となった。

「越前町は海が近い。その分、魚を非常に良い状態で提供できます」と語るのは営業部長の藤野さん。ファミリーや若いカップル層をターゲットにメニュー展開を考えていて、この海鮮ちらしもその一つ。魚介類をしっかり味わってほしいと、ネタ3:ご飯2のバランスで作っているそう。また、家族が作った福井米のご飯とネタの間に昆布や椎茸をベースにした隠し味を忍ばせている。「酢飯となじむので酸味に慣れない人でも自然と箸が進みます」。魚は種類ごとに歯ごたえや旨みの濃淡がある。それを際立たせているのが越前町の魚をよく知る蟹かに亭の腕なのだ。


活イカ丼 2800円
下のご飯が透けて見えそうなほどの透明度に驚き! 脚の斑点はまだチカチカと動いていて、活きの良さがわかる。活イカは設備が整っていないと提供できないという。蟹カニ亭では店内の水槽でイカが元気に泳いでいる。活きの良い様子は店のインスタグラムでも公開

さらに海鮮丼と人気を二分するのが「活イカ丼」だ。「これからの8月はマイカのシーズン。歯ごたえ、食べ応え、甘みとも旬を迎えた魚を食べると世界が変わりますよ」。



イカはすぐに弱ってしまうため、活イカは網ではなく1パイ1パイ釣り上げて生きたまますぐ水槽に移すという。料理直前まで生かしておき、まな板に乗せたらスミを吐く前に料理する。手際の良さがポイントで、その刺身は美しく角が立ち透き通っている。シメたイカは身が白くネットリとした甘さが舌に絡みつくが、活イカは歯切れが良く、コリコリとした食感と繊細な甘みを口の中で蕩けさせる印象だ。「そこにすだちを搾ってさらにサッパリ食べてください」。生命力あふれるイカの喉ごしの良い食感と混ざり合う柑橘の爽やかさ。まさに夏の味として記憶に残りそうだ。


あふれる地元愛で越前町をPR。事業部長の藤野克哉さんは蟹かに亭の魅力の他、越前町の日々の様子をドローンで撮影し、動画を配信。ここで育った人にしか撮れないアングルは魅力満載


越前海鮮処 蟹かに亭 水仙ランド店
【住所】福井県丹生郡越前町血ヶ平25-2 水仙ランド下
【電話】0778-43-6272
【時間】11:00~17:00
【休日】木曜、不定休あり
【駐車場】あり
【SNS】Instagram









おかえりスーベニール

お土産は旅したまちの「ふるさと大使」のようなもの。 福井の人でも何だか欲しくなるお土産を探しました。


おさかなクッキー

130円(9枚入り)

かわいいだけじゃない、
健康になれるクッキー。

ほうれん草やかぼちゃ、ビーツなどの野菜や果物のパウダーを練り込んだクッキー。店名にちなんだお魚のカタチもポイントで、野菜や果物そのものの色や味わいが楽しめ、子どもたちにも大人気。

菓子工房 茶菓菜(さかな)
【住所】福井県あわら市花乃杜4-1-1
【電話】0776-37-3454
【時間】11:00~19:00
【休日】月曜、第2・4火曜
【SNS】Instagram






サバスチャン

各648円 (ガーリック・バジル・トマト・カリー)

パスタ?それともピザ?
レシピ無限大の「サバ缶」。

缶詰の王様「サバ缶」が旨みたっぷりのソースと一緒になった『サバスチャン』。種類もガーリック・バジル・トマト・カリーと揃っているので、料理の幅もグンと広がりそう。ビールのおつまみとしても最適。

株式会社 若廣
【住所】福井県小浜市川崎1-3-5
【電話】0770-53-3844
【時間】9:00~17:00
【休日】年中無休
【HP】あり ※県内、各土産店でも販売中




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月刊ウララ8月号(582円+税)の巻頭は『夏に出かけたい、Discoveryな福井! 旅をふたたび』。『少し贅沢な大人の夏休み』をご紹介。書店、コンビニ、通信販売で好評発売中です。ぜひご覧ください。





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#お土産#おでかけ#月刊ウララ

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