【暮らしを豊かにする私の巣づくり。】
2021/09/10
連載「暮らしを豊かにする私の巣づくり」では、自然素材のカーテンやそのハギレで布雑貨を製作する福井のファブリックブランド『KURASIKU』とコラボレーションして、福井で購入できる“暮らしに取り入れたい”とっておきのアイテムたちをご紹介します。
坂井市丸岡町の住宅街に佇む小さな花屋「シャルルガーデン」。2021年の春、開店10周年を機にリニューアルしたこちらには、店主を務めるフラワーデザイナーの小林しのぶさんが手掛ける多くのドライフラワーやブリザーブドフラワーが並んでいます。
「フレッシュなお花を手に取ってほしい」という想いでリニューアル後から生花も取り扱い始めたのですが、なるべくお花のロスが出ないようにと、生花は金~日曜の限定販売に。
そして週末で残ったものは全て自身の手でドライフラワーなどに加工していくそうです。
生きたお花を、色や形を活かしたままドライフラワーに生まれ変わらせるのは、簡単なようで意外にテクニックが必要。余ったお花をプロの手で加工するドライフラワーなら、サスティナブルで見た目も美しいので嬉しいですよね。
今回は、そんな小林さんに、季節の変わり目にもぴったりな、ドライフラワーを暮らしに取り入れるための簡単なアドバイスを伺いました。
ドライフラワーは落ち着いた色合いのものが多く、さまざまなスタイルの暮らしに取り入れやすい“インテリア”。模様替えのタイミングで手軽に変えられるのが魅力です。
飾るうえで場所はあまり選ばなさそうなドライフラワーですが、少し気を付けるポイントがあるそう。
「直射日光が当たると早くに色褪せてしまうことや、劣化が進んでしまうので注意が必要です。また「ドライ」なので、水分が多いところ・湿度が高いところも避けたほうがよいです。たった数日でカビが生えてしまうこともありますよ」と小林さん。
場所に気を付けたら次は飾り方。簡単なものとして、数種類の花を束にするスッグおススメです。
1から作るにはコツが必要なので、オーダーするか、スワッグになって販売されているものがあるので、まずはそちらを選びましょう。本数や種類によってボリューム感が変わってきますが、1つ飾るだけでお部屋の印象がぐっと変わります。
具体的な飾る場所は、リビングや玄関などが多いようですが、あまり上手く収まらないという場合は、まずは、カーテンレールにS字フックなどをかけて窓際に吊るしたり、マスキングテープで直接壁に貼ってしまうというのがおススメだそう。慣れてくると「ここに飾るのもよいかも!」とアイデアが浮かんできますよ。
また、色味や種類などはカーテンの色や素材に合わせて選ぶ方も多いそうです。天然のインテリア雑貨には、やはり天然素材であるリネンやコットンのカーテンがよく合います。
色はカーテンとスワッグを同系色で揃えると統一感もあり、落ち着いた印象を与えます。少し冬らしさを感じさせるアンティーク調のスワッグと、レトロな大人のギンガムチェック柄の布は、温かみがあって相性◎
一方、しなやかさのあるデニムの布に赤や黄色など色味のあるものを合わせるとシャビーシックな雰囲気に。組み合わせを変えるだけで楽しみは無限大です。
「シャルルガーデン」では部屋の雰囲気などを伝えると、それに合わせてスワッグやお花を提案してくれるので、なかなか選べないという方は相談してみるのもよいですね。
また、一般的には束をくくるときは紙ひもや麻ひもを使用することが多いですが、リネンの布に合わせる際には、似た素材のリボンをくくりつけても雰囲気がでてオシャレですよね。
その他、スワッグとして飾る以外に、数本ずつをガラス瓶などにディスプレイするのも手軽で素敵です。
この際は一緒に入れる花の高さや花瓶との相性が難しそうですが、「大きな花瓶に一輪だけ挿すのも、凛として素敵に映りますよ。個人的には最も好きな飾り方です。また、高さは揃えてあげるか、段をいくつか作ってひな壇のようにしてもきれいに見えます」と小林さん。
ただ、ガーベラなどお花が大きくて茎が細いものは、ちょっとした風でも折れてしまうことがあるので、このようなタイプは逆さに吊るして飾る方が長持ちするようです。保存環境や種類にもよりますが、長いものだと10年以上残るドライフラワーもあるのだとか。
これからの時期、お部屋の模様替えなどを考えている方は、ぜひ自然素材のインテリア、ドライフラワーを取り入れてみてくださいね。
この他にも「kurasikuコラム」では、暮らしを豊かにする様々な道具を紹介しています。
詳しくは下記バナーから▽
KURASIKU(クラシク)
【住所】福井県福井市羽水1-611 カーテンのカズマ内
【電話】0776-97-9066
【SNS】Instagram
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お花と雑貨のお店 Charles Garden
【住所】福井県坂井市丸岡町小黒74-58-3
【電話】0776-76-3113
【時間】10:00〜19:00
(金〜日曜は11:00~20:00まで)
【休日】木曜、第2・4水曜
【駐車場】あり
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