越前がに　高騰続く　ブランドを確立　しけで漁獲量減

「仕入れ値倍にも」
福井の冬の味覚を代表する越前がにの競り値が例年にも増して高騰している。カニ漁が解禁されて一カ月余り。県水産課によると、十一月の雄のズワイガニ一キロ当たり平均単価は昨年同期より二割上昇した。ブランドが確立され高値傾向にあることに加え、今年は長引くしけの影響で出漁回数が減っていることも一因とみられる。　（堂下佳鈴、松田士郎）

（日刊県民福井）
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