【KNOW!U-PROJECT】

農遊コンシェルジュ誕生! 福井がもっと楽しくなる、「農遊」スペシャリストに会いに行こう。

2022/01/12

もっと農村を楽しもう! 農村とツーリストの架け橋役となる「農遊コンシェルジュ」。旅行者が農村を遊んで、回遊するためにアテンドしてくれるスペシャリストが誕生しました。今回はシリーズで「農遊コンシェルジュ」にインタビュー。参加のきっかけや感想、これらからのことをお聞きしていきます! さぁ、福井を楽しむための情報をゲットするため、「農遊コンシェルジュ」に会いにいきましょう。

ICHIGOOJI
池田天留さん

のどかな田園風景が広がる福井県坂井市春江町石塚地区。ユリの名所としても知られる『ゆりの里公園』のすぐそばにあるハウスでいちごの販売と摘み取り体験を行なっている『ICHIGOOJI』。こちらで育てているのは、果肉が柔らかく糖度が高い「章姫(あきひめ)」と果肉がしっかりとしていて甘酸っぱい「紅ほっぺ」という2品種です。11月下旬から3月中旬までは販売、3月中旬から6月中旬までは摘み取り体験がメインです。

池田さんはゼロから農業をスタートしました。自然豊かな福井で米農家を営む叔父さんの姿を見て、「農業がしたい」という強い憧れと、将来性に惹かれて飛び込んだ世界でした。福井に来てまだ1年半、坂井市のことをあまり知らないということもあり、農遊コンシェルジュ講座に参加したと言います。近くにある『ゆりの里公園』のイルミネーションに訪れる人たちに、いちごの摘み取り体験ができるようナイト営業も実施しています。そんな地域との連携を今後はもっと増やしていきたいと考えています。

「摘み取り体験で訪れるお客様に、ここ以外のおすすめスポットを聞かれることもあります。そんなときに紹介できる場所が少しでも増えればと思い、今回の農遊コンシェルジュ講座に参加しました。実際に坂井市の観光協会やあわら温泉、直売所など方々とお会いし、いろいろな施設について知ることができ、交流も深まりました。出荷先としての候補にさせていただけたり、いちごの摘み取り体験にいらっしゃる方におすすめできるスポットを知ることができて良かったです」。

「今後は農園として美味しいいちごを提供するだけでなく、ハウス内で体験型のイベントを開催するなど、この地域に住んでいる人たちはもちろん、いろんな人たちの交流が生まれるコミュニティスペースになれればと思っています」。

太平洋側に比べて日照時間が短い福井県ですが、高品質ないちごを長期間にわたって生産するため、温度や湿度、CO2濃度、日照時間などをしっかりと管理できる大型ハウスによる高設栽培を取り入れています。苗づくりから定植、収穫までは1年もかかりますが、できる限り愛情をかけて、大切に育ててきたいちごが実り、いろいろな人に愛されるブランドいちごとして成長させていくことが目標です。

ICHIGOOJI
【住所】福井県坂井市春江町石塚20-2
【電話】080-5337-0811
【HP】あり



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#連載#坂井

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