【KNOW!U-PROJECT】

農遊コンシェルジュ誕生! 福井がもっと楽しくなる、「農遊」スペシャリストに会いに行こう。

2022/01/19

もっと農村を楽しもう! 農村とツーリストの架け橋役となる「農遊コンシェルジュ」。旅行者が農村を遊んで、回遊するためにアテンドしてくれるスペシャリストが誕生しました。今回はシリーズで「農遊コンシェルジュ」にインタビュー。参加のきっかけや感想、これらからのことをお聞きしていきます! さぁ、福井を楽しむための情報をゲットするため、「農遊コンシェルジュ」に会いにいきましょう。

ホテルせくみ屋(せくみ屋グループ)
藤原秀美さん

「ホテル せくみ屋」を中心に「水月花」、「hanaゆらり」など福井県内に5施設を展開する100年以上の歴史がある老舗のせくみ屋グループ。温かい人情に基づく「おもてなしの心」と、人と人の「御縁を繋ぐ」をテーマとし、訪れる方々にくつろぎのひと時を提供しています。ホテル事業に加え観光のコンサルティングなどのトータルな提案&サポート事業なども展開し、地域に根ざした経営を続けています。コロナ禍においても安全安心の宿として、たくさんの方に愛されています。

そんなせくみ屋グループの女将である藤原さんは、常日頃一期一会のご縁を大切に地元の食材を活かした料理の提供、多くの人との会話や心のふれあいを第一に考えているといいます。「今回ご縁があって農遊コンシェルジュ講座に参加しました。というのも嶺南地域にある旅館・ホテルの女将らでつくる団体である「若狭路女将の会 わかさ会」が梅もぎを行ない、プロデュースを行なった梅酒「紅姫(べにひめ)」のPRをしていきたいと思ったからです。実際に講座に参加させていただいて、異業種の方と知り合うことができ、製造や販売に関わる人たちの考え方や思いを聞くことができ、とても勉強になりました。また、私たち同様に地元密着で地産地消にこだわったものづくりを行なっている方々に梅酒の紹介ができたことも良かったですし、初心に戻ってお客様への対応を学ぶことができましたことも良かったです」。

「若狭路女将の会 わかさ会」が2015年から手がけている梅酒「紅姫(べにひめ)」の販売も2021年で3回目となりました。これからもっと“若狭=梅”をPRし、観光客が訪れるきっかけにしたいと考えているといいます。

「「若狭路女将の会 わかさ会」では5人が農遊コンシェルジュの認定を受けました。この5人を中心に若狭独自の梅酒をブラッシュアップし、2022年春に販売していきたいと思っています。そして、コンシェルジュという立場から商品だけではなく、若狭一帯の梅林のことや生産者さんのことなど、観光につながる橋渡しができればと考えています」。

おもてなしのプロがさらなる高みを目指し、農遊コンシェルジュとして始動します。若狭独自の梅酒「紅姫(べにひめ)」はもちろん、まち全体の魅力を存分に伝え、多くの観光客が訪れるための今後の活動に注目していきたいです。

梅酒「紅姫(べにひめ)」1000円

ホテル せくみ屋(せくみ屋グループ)
【住所】福井県小浜市小浜白髭113
【電話】0770-52-0020
【HP】あり
【SNS】Facebook



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#連載#嶺南

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