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2022/01/12
敦賀市の国道8号にアートのにぎわい空間。
特設ギャラリー&アトリエを開設。
松尾たいこ
アーティスト・イラストレーター
今年11月、「アート」をコンセプトに敦賀市内で開催された国道8号空間利活用実証実験「KOKU-HACHI KUKATSU」。本町商店街にある空き店舗では、アーティスト・イラストレーターとして活躍する松尾たいこさんの特設ギャラリー&アトリエがお目見えした。スケルトンとなった開放的な木造建築に、通りからも目を引くカラフルな作品の数々が並んだ。
ともすると入りにくいギャラリーのイメージを払拭する、まちに開かれた4日間限定の特設会場。そこには世代を問わず多くの人が訪れ、暮らしに身近な場所でアートを楽しんだ。
東京と地元・広島以外で個展を開くのは初めてという。松尾さんは、空き家がアートの存在によって面白い空間へと様変わりしたユニークな試みについて、「たくさんの人が足を止めて、興味深そうに作品を見てくれた。その場で知人に電話して、誘っていた姿も。今後、いろんな人が空き空間を活用する取り組みのきっかけとなったらうれしいですね」と笑顔で振り返る。
今回、松尾さんは作品制作のライブパフォーマンスにも取り組み、最終日には完成した作品が会場に。「気比の松原」の風景をポップでカラフルに描いた作品は、まるで敦賀とアートをつなぎ、その距離を縮めてくれるような存在にも感じられた。
松尾たいこ
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