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2022/01/14
越前手漉き和紙を使い、日本の伝統芸術「多色摺り木版画技法」、「浮世絵」と同じ手法で日本の原風景や、文様をあしらった花々を描き続けるあいわ活士氏の作品展示会・販売会が越前市の『卯立の工芸館』にて開催中。
あいわ活士氏の代表作、富士山の四季、紅白梅、地元滋賀県の美しい風景を描いた作品など、約50点が展示されています。
どこかで見覚えのあるような懐かしい景色を、木版画ならではの素朴で味わい深い雰囲気で表現。はっきりとした色味や、ところどころにみられるグラデーションがかったタッチは趣深さとともに温かみや優しさを感じさせます。
また、今回の展示では作品の他、木版画の制作パネルも展示。日本の伝統文化や芸術、木版画そのものについても学び楽しめる内容となっているので、ぜひ足を運んでみて下さい!
あいわ活士(かつし)
1957年 京都市生まれ
長年、染色家として京都を中心に活躍。さまざまな染色技法を駆使して数多くの着物や作品を発表。その経験をもとに人気木版画家のギャラリーで企画制作を行なう傍ら、文化庁指定の彫師、摺師とともに、国宝の尾形光琳「紅白梅図」や俵屋宗達「風神雷神図屛」、日本画家の巨匠、川合玉堂「松上双鶴」、森田りえ子「朝の月」など数多くの作品をプロデュース。その後、彫摺りの技術を独学で習得、作品制作のため独立。現在、原風景をメインに数多くの作品を手掛けている
あいわ活士 木版画展
【会場】卯立の工芸館 (越前市新在家町9-21-2)
【日程】~2/28(月)
【時間】9:30~17:00(入館は~16:30)
【休館】火曜
【料金】200円(高校生以下無料)
【お問い合わせ】0778-43-7800
【HP】あり
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