【KNOW!U-PROJECT】

農遊コンシェルジュ誕生! 福井がもっと楽しくなる、「農遊」スペシャリストに会いに行こう。

2022/01/26

もっと農村を楽しもう! 農村とツーリストの架け橋役となる「農遊コンシェルジュ」。旅行者が農村を遊んで、回遊するためにアテンドしてくれるスペシャリストが誕生しました。今回はシリーズで「農遊コンシェルジュ」にインタビュー。参加のきっかけや感想、これらからのことをお聞きしていきます! さぁ、福井を楽しむための情報をゲットするため、「農遊コンシェルジュ」に会いにいきましょう。

ココ・のーそん
山田歩弓さん

『道の駅 越前おおの荒島の郷』にある大野の名水と風土で育った自慢の農作物を使った郷土の味をテイクアウト(フードコート利用可能)で提供する『ココ・のーそん』。大野市シルバー人材センターの会員の方々が知恵を生かしたメニューを多彩に手作りし、販売しており、ありのままの大野の食と文化が体感できるお店です。美味しいと評判の大野市阿難祖(あどそ)地区で獲れたお米を使った「五平餅」や特注で依頼した大野市産の青大豆のいなり揚げに郷土料理であるすこを使った酢飯をたっぷり入れた大きな「すこ入りジャンボいなり」など、ここに来なければ味わえない美味がいっぱいです。

以前参加した県のマーケティング向上に関する勉強会での内容が興味深かったこともあり、今回の農遊コンシェルジュ講座に応募することを決めたという山田さん。普段は運営する『ココ・のーそん』のほかに、お休み処『ねんりん茶屋のーそん』、直売所『ねんりんの里』の運営の責任者として、大野の魅力を発信しています。

「豊かな気候風土で育った自慢の食材の直売やそれらを使って一つひとつ心を込めて手作りした料理などでおもてなしをする3つの施設を運営していますが、私たちは専門家ではなく、素人集団です。会員さんたちと一緒に、“美味しいおおの”をお届けするべく精進していますが、まだまだ発展途上。そんな中で参加した農遊コンシェルジュ講座でしたが、これまでやってきたことの答え合わせができ、とても自信にもなりました。その反面、視察や体験を通して今まで知らなかったことを学ぶことができ、とても有意義な経験をさせていただきました」。

特に鯖江市河和田の『TSUGI』さんの「移住して来られた方の力でまち自体が変わった」という話を聞いて、とても勉強になったといいます。みんなで一緒になって“楽しむこと”の大切さを学んだそうです。「働いていただいている方はシルバーさんばかりで、決して特別なことではなく、毎日の暮らしや四季折々の催事の中に息づくもの、古くからの繋がりなど、大野の食と文化が体感できる美味しいものをお届けしています。楽しみながら働くメンバーとふれあい、地域の人たちも大野に訪れてくださる人も一緒に大野を楽しんで欲しいと思います。また、これからは私たちの取り組みを通じて“大野が大好き!”と思っていただける人を増やしていきたいです」。

人気メニュー「きつね つるもちきしめん」850円

ココ・のーそん
【住所】福井県大野市蕨生137-21-1
【電話】0779-66-0069
【SNS】Instagram



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#連載#奥越

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