【KNOW!U-PROJECT】

農遊コンシェルジュ誕生! 福井がもっと楽しくなる、「農遊」スペシャリストに会いに行こう。

2022/02/02

もっと農村を楽しもう! 農村とツーリストの架け橋役となる「農遊コンシェルジュ」。旅行者が農村を遊んで、回遊するためにアテンドしてくれるスペシャリストが誕生しました。今回はシリーズで「農遊コンシェルジュ」にインタビュー。参加のきっかけや感想、これらからのことをお聞きしていきます! さぁ、福井を楽しむための情報をゲットするため、「農遊コンシェルジュ」に会いにいきましょう。

(一社) Switch Switch
阪野真人さん

若狭町で暮らす人々が主体となり、自然や文化、地域ならではの魅力を次の世代へと繋げていく活動を目指す『(一社) Switch Switch』。農家民泊の運営や福井県年稿博物館にある『cafe縞』、子どもへの環境教育、地域の特産品を活かした商品開発などを行なっています。来訪者の方が田舎(若狭町)で民泊し、自然や歴史・文化などにふれ、交流し、感動を共有していただくことを目標とした若狭町エコ・グリーンツーリズム推進協議会事務局(現在10件強が登録)のお手伝いも担っているといいます。

「グリーンツーリズムを通して、まちの活性化につながることを目的に活動していますが、農遊コンシェルジュ講座も同様の考え方で、通じるところがあると思い参加しました。若狭町といってもエリアが広く、若狭エリアになるとさらに拡大するのですが、近場以外は正直どんな施設があるのかわかりませんでした。そういった意味では今回さまざまな施設について知ることができましたし、参加者同士のつながりができて良かったと思っています。しかし、これだけで終わるのではなく、今後、このつながりをどう活かしていくのかも大切です。さらには新幹線開業により、敦賀まできたお客様をどう呼び込んでいくのかも課題で、敦賀エリアとの連携も考えていかなければならないと思っています」。

阪野さん自身の実績や考え方は、これからの農遊コンシェルジュの在り方のお手本になりそうものばかりです。これまでに開催していたイベントに農遊コンシェルジュとしての新しい立案を盛り込むことで、補助が受けられる場合もあり、実現すれば一つのモデルケースにもなります。今回の講座を次に活かし、農遊コンシェルジュが活躍できる場所づくりも行なっていきたいと考えています。

「二州エリアであれば、起点となる美浜町の施設や体験などと組み合わせることで回遊してもらえるつながりができます。今後は農遊コンシェルジュとして情報共有できる場所や座談会などを企画していきたいですね」。

阪野さんはやりたいことやアイディアがたくさんあります。まずは原点に立ち返りつつ、今の時代に合わせたデザイン志向的な感覚を取り入れたマルシェの開催を目指していくそうです。

福井県年稿博物館にある『cafe縞』

(一社) Switch Switch
【住所】福井県三方上中郡若狭町気山198-15
【電話】090-8807-9364



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#連載#嶺南

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