【福井ラーメン探検隊】
2022/01/28
今回我々が訪れたのは、福井市の和田地区にある中華料理店『越前中華 花ひなたに咲く』。横浜中華街での修業後に、精肉や鮮魚なども学んだ店主が腕を振るう、オリジナリティーにあふれる中華が楽しめるお店だ。
その店主が修業時代にまかないでもよく作ったという「パイコー麵」をいざ実食!
「パイコー麺」は中国発祥といわれる、豚のスペアリブがのったラーメンのこと。漢字では「排骨麺」と書き、「パーコー麺」とも呼ばれているが、コチラの店では「パイコー麺」となる。
「ビジュアルはボリューム満点でもあっさりで食べやすい!」
鶏ガラでダシをとった醤油ラーメンに、カリッと揚げられたスペアリブがすべての麺を覆い隠すかのように堂々と君臨し、そのボリューミーなビジュアルには圧倒されんばかり。
しかし、ガッツリとした見た目とは裏腹に、嘘みたいにあっさりとした食べやすさに驚きだ。短冊にカットされたスペアリブはあらかじめ骨が抜かれており、箸で簡単につまめるような気づかいもうれしいところ。
パイコーの衣はカレー風味で、店主好みで少し濃い目に味付けをされているのでスパイシー。そのまま食べても旨いが、スープの旨みを含んだ、しんなりした頃合いのパイコーが、これまた格別!
「驚くほど相性抜群! パイコーと醤油ラーメンの黄金タッグ」
醤油ラーメンは実にシンプルで素朴な味わい。だが、時間が経つほどにパイコーから滲み出る肉汁と旨みがラーメンの旨さを増加させ、ひと味違う味わいに進化させるのだ。
スープがパイコーを、そしてパイコーがスープを引き立てるという相乗効果もあり、醤油ラーメンとの相性が非常に良い!
今回調査したのは『越前中華 花ひなたに咲く』の「パイコー麺」。ボリューム満点なビジュアルには圧倒されるが、驚くほどあっさりとした食べやすさで、女性客にも人気のメニューだそう。
なお、パイコーなしのラーメンだけでも十分に旨い! もっとシンプルに楽しみたいという人なら「中華そば(醤油or塩)」680円もおススメ。
探検隊レポート
スープの濃さ:あっさり
麺の種類 :ストレート細麺
ボリューム :やや多め
越前中華 花ひなたに咲く
【住所】福井県福井市和田東1-2220
【電話】0776-89-1418
【時間】11:30~15:00、17:30~22:00
【休日】不定休
【座席】19席
【駐車】5台
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