【KNOW!U-PROJECT】

農遊コンシェルジュ誕生! 福井がもっと楽しくなる、「農遊」スペシャリストに会いに行こう。

2022/02/09

もっと農村を楽しもう! 農村とツーリストの架け橋役となる「農遊コンシェルジュ」。旅行者が農村を遊んで、回遊するためにアテンドしてくれるスペシャリストが誕生しました。今回はシリーズで「農遊コンシェルジュ」にインタビュー。参加のきっかけや感想、これらからのことをお聞きしていきます! さぁ、福井を楽しむための情報をゲットするため、「農遊コンシェルジュ」に会いにいきましょう。

まちの市場 こってコテいけだ
店長 野波吉宏さん

池田町民の暮らしを支え、町外から訪れる人たちに池田町の美味しいものを販売する拠点として多くの人が集う『まちの市場 こってコテいけだ』。大自然に囲まれた風土豊かな場所で育つ池田町産の食材やそれらを使ったお弁当、お惣菜、スイーツなども充実。スーパーやコンビニにはない、スタッフとお客様とのふれあいが実感できる小さな町の小さなお店には、地元の人はもちろん、観光客も多く訪れます。

そんな池田町の人・モノ・情報が“こってコテ”に詰まったお店で店長を勤める野波吉宏さんは、池田町の魅力を広めたいとの理由から農遊コンシェルジュに応募しました。

「食が豊かな池田町は、農作物が美味しいことで知られています。その秘密は作物づくりに欠かせない肥沃な土にあります。まちの各集落の生ゴミを回収し、牛糞ともみ殼をまぜて完全無化学の有機肥料を作り、活かしています。古くからこのような循環型農業をはじめとした環境活動に力を注いできた池田町ですが、SDGsが叫ばれている今こそ、持続可能な社会づくりのために新しい取り組みを考えていきたいと思っています」。現在までエコバック(マイバック)やエコステーションの推進などを行なってきましたが、ほかにも一歩進んだ取り組みを目指していきます。

また、農遊コンシェルジュ養成講座では、さまざまな人との交流があったことも実りだったと言います。「ほかの施設の方々も同じような運営の課題を抱えていらっしゃることがわかり、連携することで解決に繋がると実感しました。池田町は木や森に囲まれている町なので海側へのあこがれがあります。地元の人や訪れる観光客に海エリアのおすすめ情報(例えば、海が見える寺院など)をお教えすることで周遊していただけるようになります。他エリアの人たちと一緒に、特に丹南エリアを盛り上げていきたいですね。また、池田町ではお米や野菜などは獲れますがフルーツの栽培が少ないので、今回の農遊コンシェルジュでの出会いをきっかけに福井の農家さんから美味しいフルーツを仕入れ、『まちの市場 こってコテいけだ』で販売したいと考えています。お年寄りが多い地域なので美味しいフルーツが入荷できれば、地元の人にもきっと喜んでもらえると思います」。

2023年には池田町と岐阜県揖斐川町を結ぶ国道417号冠山峠道路が全面開通します。そうなれば、池田町が福井県の入り口になります。ここからの福井県全体の魅力発信を行ないつつ、池田町の新しい商品の開発や丹南エリア全体が盛り上がるイベント開催も計画していきたいと考えているそうです。

株式会社まちUPいけだ
まちの市場 こってコテいけだ
【住所】福井県今立郡池田町稲荷36-25-1
【電話】0778-44-8050
【SNS】Facebook



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#連載#丹南

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