【KNOW!U-PROJECT】
2022/03/16
もっと農村を楽しもう! 農村とツーリストの架け橋役となる「農遊コンシェルジュ」。旅行者が農村を遊んで、回遊するためにアテンドしてくれるスペシャリストが誕生しました。今回はシリーズで「農遊コンシェルジュ」にインタビュー。参加のきっかけや感想、これらからのことをお聞きしていきます! さぁ、福井を楽しむための情報をゲットするため、「農遊コンシェルジュ」に会いにいきましょう。
昭和29年に建築された福井の古民家を改修して、生まれ変わった『ふるさと茶屋 杵と臼』は福井市上東郷にあります。中国の故事で親交を結ぶという意味の「杵臼之交(しょきゅうのこう)」にちなんで、たくさんの人が集い、親交の場所になることを願い、また、地元で採れるもち米の美味しさを伝えたいという思いから名付けられました。
地元で採れた食材をふんだんに使用した日替わりランチ、福井市美山地区や大野市の蕎麦粉を使った手打ち蕎麦ランチなど提供するほか、毎週土曜日はつきたてお餅食べ放題(餅つき体験)、日曜日午前中限定のモーニングなども実施しています。四季がつくり出す自然豊かな風景の中にある古民家はどこか懐かしく、まるで自分の故郷のような気持ちになれる場所で安らぎます。
代表である岩佐武彦さんは農家を営み、美味しいお米やもち米を使ったお餅を味わって欲しい、東郷地区を知ってもらいたいと『ふるさと茶屋 杵と臼』をオープンさせました。今回は自分の考えに合致するということで農遊コンシェルジュ講座に参加されました。
「ここは農家民宿として観光客の受け入れも行なっています。一日一組限定としているため、一棟すべてを気兼ねなく使っていただます。この場所を拠点として県内各所の案内ができればいいなと思いました。実際に農遊コンシェルジュ講座に参加して、越前海岸で活動する人たちの話や活動に刺激を受けましたね。活動のレベルの高さ、頑張っている人がたくさんいることが分かり、自分もいろいろなことを実現するために、すぐに動いていこうと思いました」。
これまで一乗谷朝倉氏遺跡でのトレイルランやおつくねまつりなど、地元を活かしたイベントを企画してきたと言います。
「これからは地元の人が作っているものを“軽トラ市”として販売できるイベント開催したいと思っています。地域の人たちの生きがいづくりにもなりますし、地元の人が楽しみ、訪れる人も楽しむ、というのが理想です。田んぼの中で農業体験など、この地の自然豊かな環境を活かし、全国からあらゆる人たちが集まる場所を作っていきたいですね」。
岩佐さんは東郷地区には四季ごとに素晴らしい場所がたくさんあると語る。その一つ、桜の時期に越美北線の電車が走る福井市脇三ヶ町付近での一枚です。この他にもまだまだ自慢したい場所がたくさんあるそうで。ぜひ『ふるさと茶屋 杵と臼』に訪れて、そこからいろいろな場所を巡ってみましょう。
『ふるさと茶屋 杵と臼』
【住所】福井県福井市上東郷町22-7
【電話】 0776-41-8220
【HP】あり
【SNS】Facebook Instagram
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