【KNOW!U-PROJECT】

農遊コンシェルジュ誕生! 福井がもっと楽しくなる、「農遊」スペシャリストに会いに行こう。

2022/03/02

もっと農村を楽しもう! 農村とツーリストの架け橋役となる「農遊コンシェルジュ」。旅行者が農村を遊んで、回遊するためにアテンドしてくれるスペシャリストが誕生しました。今回はシリーズで「農遊コンシェルジュ」にインタビュー。参加のきっかけや感想、これらからのことをお聞きしていきます! さぁ、福井を楽しむための情報をゲットするため、「農遊コンシェルジュ」に会いにいきましょう。

美浜町健康楽膳拠点施設こるぱ
金森悦子さん

日本農業遺産に認定された三方五湖の久々子湖畔沿いの緑の小高い丘の上にある『美浜町健康楽膳拠点施設こるぱ』。”湖”の”こ”と、フランス語で”食事”を意味する”るぱ”(repas)を合わせて名付けられた施設では、たくさんの美浜町産の恵みに出会うことができます。豊かな自然に育まれた旬の野菜や果物、伝統食など、美浜町の美味しいがギュッと詰まった地産地消のメニューが味わえるレストラン、美浜町の特産品である発酵食「鯖のへしこ」や季節の新鮮野菜、果物、お米、天日干し干物、農産物加工品など、地域の宝物が購入できる直売所があります。また隣接する花や野菜・果物(園芸)を楽しめる施設『園芸LABOの丘』では、トマトを使ったピザづくりや園内の植物や昆虫を使ったミクロの観察など、子供たちが楽しみながら園芸に関心を持つような体験ができます。

『美浜町健康楽膳拠点施設こるぱ』の館長である金森さんは、旅館の女将という経歴を活かし、「おもてなしの心」で独自路線の運営を行なってきました。美浜町をはじめ、近隣のまちから朝獲れの農作物が届く直売所、旬の食材を使った健康的な食事を提供するレストラン、施設を活かしたあそび場づくりなど、家族連れに来てもらえる安全・安心な美味しくて楽しい場所づくりを地道に行ない、今では多くの人たちが訪れています。

「これまでたくさんの人たちの出会い、人と人のつながりがあってここまでやってくるこができました。農遊コンシェルジュ講座もいろいろな方と出会い、さらなる人脈づくりがでれば良いなと思って参加を決めました。今回の講座で出会った方々の施設にも時間があれば伺ってみたいと思っています。地元同士でお客様の相互利用を目的として交換販売などしていきたいですね。私自身が体感していくことも“農遊”ですよね? 情報の共有化も必要ですし、若狭全体で発信して多くの方に来ていただけるようになると嬉しいですね」。

メールやLINEといった手軽に情報を送り合ことも素晴らしいですが、実際に会って話をすることの大切さを金森さんは重要視しています。「人の心が動くのは、やはり出会ってこそ。だからこそ、コロナ禍においても月に一度はイベント開催を続けてきました。アーティストによるライブやパフォーマンスなどは、参加していただける方からの申し出により出演していただいています。ワークショップなども同様で、本当に有難いことです。未来につながる子供たちが楽しめる場所になることを願っています」。

美浜町健康楽膳拠点施設こるぱ
【住所】福井県三方郡美浜町久々子34-2-1
【電話】 0776-72-7600
【HP】あり



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#連載#嶺南

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