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【暮らしを豊かにする私の巣づくり。】
2022/03/18
新生活がはじまるこの時期、新しいキッチンアイテムを揃えたくなりますよね。今回は便利で機能的なキッチンクロスの使い方や選び方をご紹介します。
キッチンクロスとは、食器を拭く布、テーブルやシンク上を拭く布、洗った器を受ける水切り布、熱い鍋を触るミトン代わりの布、時には収納かごや家電製品の上に添える目隠し布など、あらゆる役割を担うそれぞれの布を総称したものです。「キッチンタオル」と呼ぶ方もいますが、キッチンタオルというと、近年は性能の高いキッチンペーパーを指すことのほうが多くなったようです。
①洗った食器を拭く
洗ったお皿を拭くキッチンクロスは、大切な食器を傷つけず、早くしっかりと水分を拭きあげる機能が求められます。そんな食器拭き用のキッチンクロスに必要な条件は以下の3つです。
・吸水性の高さ
食器拭きのキッチンクロスは、ひと拭きでお皿の水滴を吸い取ってくれる吸水速度と、家族分の食器を1枚で拭ききれる吸水力が重要です。数枚拭いたらキッチンクロスに水分が多くなりベトベトして、1度に何枚もキッチンクロスを変える必要があると、洗濯物の量がどんどん増えてしまいます。究極をいえばハンドタオルのような吸水性がありながら、乾きやすさも持ち合わせているというキッチンクロスが理想です。
・大きめの皿も包み込める適度な大きさ
食器を拭く時、キッチンクロスで包み込んで拭くと、時短になります。お皿やコップの内側と外側を同時に両手で拭きあげることのできる適度な大きさがあったほうが使いやすいでしょう。最低でも幅50㎝以上の大きさのキッチンクロスを探しましょう。
・食器に馴染みやすい柔らかさ
ごわごわした風合いや、ハリ感の強いキッチンクロスは使いにくいので、柔らかい生地感のキッチンクロスがおすすめです。素材はリネンがおすすめ。最初はハリがあり硬い生地もありますが、最初に水通しするのはもちろん、洗濯を繰り返していくうちに柔らかく馴染んでいきます。
柔らかいといえば、ガーゼを何層にも重ねて縫い合わせた布巾が昔からあります。とても柔らかくて拭きやすいのがメリットである一方、経年劣化が早く、破れやすいのがデメリット。
②テーブル&シンク上を拭く(台拭き/汚れ拭き)
汚れたテーブルやシンク上を拭く布は、あらかじめ水で濡らしてから絞って使用するため菌が繁殖しやすく、ニオイが気になる方も多いのではないでしょうか。キッチンを守る主婦としては、常に清潔にしておきたいのがキッチンクロスですよね。そんな台拭き&汚れ拭き用キッチンクロスを選ぶポイントは次の3つです。
・乾きやすく菌が繁殖しにくい
菌が繁殖して一度ニオイがついてしまうと、なかなか落ちないうえに、知らずに使っていると、キッチン全体が臭ってしまうなんてこともあり、気になっている方も多いのではないでしょうか。菌の繁殖のしやすさは、乾きやすさに加えてもうひとつ、抗菌機能の加工が施されているかもポイントになります。おすすめは、抗菌機能がついたマイクロファイバーのキッチンクロスです。また、自然素材では、竹や漆喰、貝殻などの抗菌作用のある天然のものを織り込んだ生地も注目されていますし、オーソドックスなリネンも古来から抗菌作用があるとされていておすすめです。
・汚れが水洗いですぐ落ちる
台拭きで重要視したいのは、汚れをしっかりと拭き取ってくれること。そしてその汚れが水洗いで簡単に取れること。ケチャップや醤油などの色素の強い汚れや油汚れなど、洗濯機でも落とせないような汚れが、テーブルやシンク上にはたくさんあります。おすすめは汚れが落ちやすい機能繊維が使われたものや、染色しておらず漂白が可能なクロスです。もしくは汚れが全く目立たない黒色のキッチンクロスもいいでしょう。
・破れにくく変形しにくい耐久性
水に濡らして絞り、洗濯や漂白にも頻繁にさらされる台拭き&汚れ拭きのキッチンクロスは、なんといっても耐久性が求められます。繊細な織り目のリネン生地や、厚さのない安価なタオル生地などはすぐに破れる可能性があります。目が詰まっていてしっかり織られたキッチンクロスを選びましょう。
③洗った器やざるを受けて水切りする
皆さんは、洗った食器を水切りするかごや食洗機が時々いっぱいになってしまうことはありませんか?食洗機で洗えないお弁当箱や水筒があった日はなおさらです。そんな時、大きなキッチンクロスを敷いて、洗った食器を並べると狭い空間でも有効活用できます。水でさっと洗った野菜や、ゆで上げでザルにとったパスタや野菜等を受けとめる布としても活躍してくれます。そんな水切り用キッチンクロスを選ぶポイントは次の2つです。
・サイズは大きく
水切りマットに最も必要な条件は食器やフライパン、鍋などを一気に並べられる大きさです。さらにキッチンクロスが薄地の場合は、吸水性とクッション性の観点から2つ折りにして使用することが多いので、フェイスタオルのような横長タイプも重宝します。横長なら幅70~80㎝ほどあってもいいでしょう。
・吸水性と速乾性
最も吸水性が高いのはタオル。でも厚さがある分乾くのに時間がかかってしまいます。おすすめは薄めで織り目の細かいコットン生地です。コットンはもともと下着に用いられているように、汗を吸い、通気性がよく、乾きやすいという特徴があります。その特徴を生かしながら、下着より目が細かく丈夫で、伸縮性のないしっかりしたコットン生地が理想なのです。
④熱いものの取っ手に添える
キッチンクロスは常に手の届くところに置いて(吊って)おくか、エプロンに装着しておくもの。そのため、いざ鍋やフライパンを動かしたい時やレンジ等で熱くなった器を持つのに、わざわざミトンを手にはめるのが面倒なことがあります。即席でエプロンの裾やキッチンクロスを使って対応しましょう。そんな熱いものに添えるキッチンクロスの選び方のポイントは次の2つです。
・適度にコンパクトな大きさ
お鍋の両端を1枚のキッチンクロスで持つには、幅40㎝程度の大きさが必要です。かといって大きすぎると、畳むのにもたついてしまいます。小さすぎず大きすぎずというちょうどいい大きさが理想です。
・エプロン等に装着できる
熱いものを触る時はいつも突然。いつでも迷わずさっと使えるように、キッチンクロスは常に収納場所から1枚取り出して、エプロンに装着しておくのがいいでしょう。あとで詳しくご紹介しますが、エプロンの腰ひもに紛れ込ませるか、KURASIKUの「ロングエプロン」のように、キッチンクロスの装着をあらかじめ考え作られたデザインのエプロンを選ぶのが良いでしょう。
⑤収納かごの目隠しに添える
食べかけのお菓子や珈琲豆など、常温保存している食料を、おしゃれな収納かごに入れて背面のキッチン棚に置いていませんか?来客の際はあまり見られたくないので、コンパクトな布をかごの上に置いて目隠ししている方も多いのでは?目隠し用の布を用意するのもいいですが、こちらもストックしてあるキッチンクロスが使えたら一石二鳥。選び方のポイントは以下の2つです。
・インテリアに合うデザイン性
これが最も重要なポイントですよね。こだわったリビングやキッチンの雰囲気に溶け込みながらもおしゃれさが際立つ、秀逸なデザインのキッチンクロスを選びましょう。プリント柄のあるキッチンクロスは目立ちすぎるので、織り柄でほどよく個性を発揮したデザインの生地を選ぶと良いでしょう。
・薄くてコンパクトなサイズ感
収納かごの多くはA4ほどのサイズ感。そのかごにさらっと添えるだけの布なので、折り畳むとランチョンマットほどの大きさになるキッチンクロスがベストです。生地の厚さもいりません。
さまざまな使い方ができるキッチンクロス。3枚以上は常時ストックしておきたいですが、いつでもさっと使えるよう、常に目に見えるところに置いておきたいですよね。次はキッチンクロスの収納方法についてご紹介します。
おすすめの収納方法は以下の4つです。
・エプロンに装着
キッチンに立って作業をしながらすぐに取り出せる一番良い場所、それは身に着けること。。エプロンを着ける方はぜひエプロンに装着してみましょう。腰ひもに紛れ込ませるのが良いのですが、もし買い替え時期でしたら、キッチンクロスの引っ掛けタブを掛けられるデザインのエプロンを選ぶと良いでしょう。
・冷蔵庫の横×磁石フック
冷蔵庫は磁石が使えるので、キッチン内ではとっても貴重な収納スペース。常に貼りだしておきたいお便りを貼っておいたり、エプロンをかけているというお宅も多いでしょう。同じようにキッチンクロスも掛けておくと便利です。磁石ならフックが落ちる心配もなく安心です。
・コンロ脇の壁×磁石フック
見せたい道具は適度に見える場所に吊るすとおしゃれですよね。同じように、インテリアに合うキッチンクロスならお気に入りの道具と一緒に吊ってみましょう。IHコンロのお宅なら「燃えてしまうのでは?」という不安もないのでおすすめです。
・食器棚×アイアンバー×S字フック
食器棚に短いアイアンバーを上から下げるように取り付けてS字フックで吊り下げます。あらかじめ吊るすバーが装着されている場合はもちろん、短い簡易アイアンバーは100円ショップにも売っていますので、取り付けてみましょう。その際、キッチンクロスの引っ掛けタブの位置によって、吊るすとどれくらいの長さになるのかしっかり測っておくことが大切です。
キッチンで活躍するキッチンクロスのさまざまな使い方をご紹介してきましたが、ほとんどのお宅ではそれぞれの用途に合わせキッチンクロスを選んでいると思います。でも、どの用途でも数枚ずつ用意すると枚数も多くなり収納場所にも困っていきます。1枚で何役もこなしてくれる秀逸なキッチンクロスがあれば嬉しいですよね。そんなバランスのとれたキッチンクロスの条件をまとめてみました。
・大きさはおよそ50㎝~80㎝
・乾きやすい適度な薄さ
・高い吸水性
・インテリアに合ったデザイン
・引っ掛けタブが付いている
・台拭き&シンク拭きは抗菌機能付がいい
素材については、やはりバランスの良いコットンやリネンがおすすめですが、素晴らしい機能性をもつ糸は日々開発されているので、あまりこれがいいと決めずに、上記の条件とお好みにあったものを探すとよいでしょう。
KURASIKUのキッチンクロスは、自然素材100%のカーテンのハギレで作られたサスティナブルな商品。1つひとつ織り柄や生地の風合い、使いやすい厚さにこだわって作られています。全14種類の中からお好みに合わせて自由に選べます。その中からおすすめのキッチンクロスをご紹介します。
①10WAYクロス「レインブラック」
珍しい60㎝×60㎝の正方形タイプのキッチンクロス。4隅すべてにボタンホールがあいていて、フックを通したりKURASIKUオリジナル「ロングエプロン」のボタンにつなげたりできるように工夫されています。中でも「レインブラック」はコットン100%で吸水性に優れていながら、リネンのようなシャリ感と速乾性もあるバランスのとれた生地。目がつまっていて比較的しっかりとした印象があります。先染め糸で丹念に織られているため、何度洗濯してもほとんど色落ちしません。日本の伝統工芸刺し子を白糸で表現したモダンなデザインです。
②台所の拭きもの「アンクルブラウン」
コットン48%、リネン52%の糸で織り上げたハイブリッドな1枚。吸水性に優れたコットンの良さと、耐久性に優れたリネンの良さの、どちらも持ち合わせています。使えば使うほど豊かな風合いに経年変化していくのも特徴のひとつ。サイズはW70㎝×H40㎝の大きな横長サイズで、両手でさっとお皿を拭きあげられます。
中央に布タブがついていて、引っ掛けて吊る際は丈が半分になって収納しやすくなっています。さりげないヘリンボーン柄の織り柄がおしゃれ。
③10WAYクロス「モーニネイビー/モーニイエロー」
リネンのキッチンクロスを象徴するような爽やかなデザイン。ですがこちらも組成はコットン48%、リネン52%の糸で織り上げたハイブリッド生地で、両方の良さを持ち合わせています。60㎝×60㎝の大判サイズで、二つ折りにすると目隠し布として使えるコンパクトなサイズ感に。敷く、かける、包む、と何役にも使える優れもの。
④台所の拭きもの「レインブラック」
皿を包み込むように拭きたくて、汚れも目立たないものがいいという方におすすめなのがこちら。水分を吸収すればするほどやわらかく変化していくガーゼ布巾と違い、水分を含んでも適度なハリを失わず、速乾性にも優れていてとにかく使いやすい1枚です。
いかがでしたか?1枚で何役もこなしてくれるさまざまなキッチンクロス、あなたのお好みで正しく楽しく選んでみてくださいね。
KURASIKU(クラシク)
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