新たに常設展示に加わった古塩原湖の年縞=若狭町の県年縞博物館で
若狭町の県年縞博物館の常設展示に、栃木県那須塩原市にかつて存在した「古塩原湖」の地層から採取した年縞が新たに加わった。約三十万年前の年縞で、ところどころ存在する不規則に分厚い泥の層は、洪水の跡と考えられる。表面から飛び出した砂の層は周辺の火山が噴火した跡とされ、湖周辺の環境が正確にわかる。同館の北川淳子学芸員は「火山活動や洪水の様子が克明に記録されている」と高く評価する。
(中日新聞福井版)
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