【福井ラーメン探検隊】

『九州白湯TRIP(とりっぷ)』の「チャーシュー麺」。福井のラーメン調査・第41杯

2022/05/06

チャーシュー麺 900円

福井市のラーメン激戦区とうたわれる、通称“学園エリア”。この群雄割拠の地において4月21日(木)に新たなラーメン店が誕生した。それが今回訪れた『九州白湯TRIP(トリップ)』だ。

豚骨主体の白湯スープに極細麺を合わせた、いわゆる“博多ラーメン”が味わえる店だ。福井県では割と珍しいジャンルだが、店主いわく「本当に旨い豚骨を味わってほしいので店をオープンしました」とのこと。

バリ旨か! こだわりは博多ラーメン専用のラー麦「九州粉」を使った麺

今回味わうのは、丼を覆い尽くすチャーシューがのった肉好きにはたまらない「チャーシュー麺」。

国産豚を長時間丁寧に炊き、豚骨のコラーゲンまで溶け出すスープはコクが深く濃厚。とことん豚の旨みを醸している。




そんな力強いスープに負けないよう、麺には福岡県が博多ラーメン専用小麦粉として開発したラー麦「九州粉(くすっこ)」を使用する。

極細ながらもしっかりとしたコシがあり、歯切れが抜群。喉ごしもマイルドで、すすれば小麦の豊かな香りが鼻に抜けて心地良い。

非常にパンチの効いた豚骨白湯だが後味はスッキリ。だからどれだけ食べ進めても、重たくなくどんどん箸が進む!




スープの旨みをたっぷりと吸い上げた、ジューシーな自家製釜炊きチャーシューや京都から産地直送の「九条ネギ」を仕入れて使用するなど、脇を固めるトッピングも旨くてパーフェクト! オーソドックスなスタイルの“博多ラーメン”だが、そのこだわりは細部におよぶ。

学生は替え玉1玉無料の嬉しいサービスも!

最後に“博多ラーメン”の醍醐味と言えば「替え玉」だろう。このスタンダードがいつ始まったのかは定かでないが一説によると、麺が伸びることを防ぐため少量ずつ提供するようになったのが理由だという。 同店の替え玉は1玉100円とリーズナブルなのだが、なんと “学生は1玉無料”という嬉しいサービスも。




もちろん、麺の硬さはやわらか、ふつう、カタ、ばりカタから選ぶことができる。一杯目と二杯目の硬さを変え、テーブルに置いてある紅ショウガや胡麻などをトッピングすれば、また違った味わいを楽しめるのだ。 自分好みのスタイルを確立して、より美味しく豚骨白湯を堪能すべし。

探検隊レポート

スープの濃さ:こってり   
麺の種類  :極細麺
ボリューム :普通



九州白湯TRIP(とりっぷ) 4/21オープン
【住所】福井県福井市学園3-4-20
【時間】11:00~14:00、17:00~20:00
【休日】日・月曜、祝日
【座席】11席
【駐車】7台
【SNS】Twitter(麺屋 鶏っぷ)





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#グルメ#福井市内#連載

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