農家のごはん屋さん 四季菜|南越前町の美味が味わえる居心地の良い場所【NEW OPEN】

2022/05/28

国道365号線沿いにあり、連日多くの人が訪れた農産物直売所を改修した農家レストラン「農家のごはん屋さん 四季菜(しきさい)」がオープンしてから2ヵ月。南越前町の食の魅力を発信し、住民が集う憩いの場として賑わいをみせています。



2004年に開店した農産物直売所「四季菜」の直売機能は、昨年オープンした道の駅「南えちぜん山海里」に移転。従来の調理場を生かし、売り場だった空間を改修した飲食スペースはプライベート空間を意識し、少し高めのパーテーションで仕切っています。誰かに気兼ねすることなく、ゆっくりできる店内は明るく、ぬくもりを感じる居心地の良い雰囲気です。テーブル席のほかに小上がり席もあり、お子様連れにも好評です。

日替わり定食980円。この日のメインはタケノコや山菜、エビ、カボチャなどが入った天ぷら盛り合わせ
女性に人気の蒸し野菜定食980円。ふくいポークもあり、野菜の甘さが絶品

こちらのレストランを切り盛りするのは地元女性グループの企業組合「そまの恋姫サラダ会」の皆さん。提供しているのは南条地区の農産物を使った郷土食を中心とするメニューの数々です。人気はやはり「日替定食」。この日は地元の野菜を使った天ぷらの盛り合わせに旬の小鉢2品、味噌汁が付いていました。また、「蒸し野菜定食」980円は、蒸した豚肉や野菜がたっぷり味わえる、女性におススメの一品。その他、伝承料理を中心とした「四季菜定食」1650円、地元・南越前町の花はすにちなんだ、れんこん尽くしが味わえる「恋姫定食」1320円など、この地ならではのメニューもあります。

川崎さん(右)とスタッフの皆さん

地元の若い女性スタッフやシルバー世代が一緒に働いているということもあり、地域の伝承料理や郷土料理の大切さ、美味しさを伝える場所としても一役買っているのだといいます。それぞれのアイディアや経験を持ち寄り、お客様に喜んでもらえるメニューを作り上げます。小さな町の人たちが集い、働くことで地元が活性化するという、これから必要となるまちづくりのヒントがここにはありそうです。

空きスペースを利用して総菜や加工品を販売しているほか、今後は高齢者向けの配食サービスにも取り組んでいく予定だそう。「地域の人を巻き込んだマルシェなどのイベントも開催していけたら」と話すのは、「そまの恋姫サラダ会」の代表である川崎さん。

そして、このほど第1回「四季菜マルシェ」の開催が決定! 6月12日(日) 10:00~には採れたての新鮮野菜や生花、ハンドメイド小物などが販売される予定です。出店者(出店料1000円)も募集中ということなので、気になる方は問い合わせしてみてくださいね。


農家のごはん屋さん 四季菜
【住所】福井県南条郡南越前町脇本17-42-1
【電話】0778-47-2401
【時間】10:00~18:00(冬期は17:00まで)
ランチ 11:00~14:00、カフェ 14:00~16:30LO
【休日】火曜
【席数】45席
【駐車】25台
【HP】なし





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#グルメ#ランチ#丹南

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