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2022/07/01
インターネットメディア「ねとらぼ」が行った「蕎麦がおいしい都道府県はどこ?」を聞くアンケートでは、2021年・2022年と2年連続で福井県が堂々の全国1位に! 福井県はそば処としても全国的に知られるようになりました。
そんな福井のそばと言えば、大根の風味がきいてさっぱりとした「越前おろしそば」が定番。このご当地グルメをお得に食べ歩きできる企画が、過去2回とも大好評だった「越前国府 越前おろしそば三昧」です。3回目となる今年は初めての夏開催! 参加21店舗が提供する、暑くなるこれからの季節にピッタリの一杯を楽しめます。
さらに今年は、チケットに同封の500円クーポン券が、企画参加店はもちろん、越前市内の観光施設や買い物などにも使えるようになりました!
この機会に、シンプルながら店によって特徴がある奥深い味わいを、まち巡りも楽しみながら食べ比べしてみませんか?
目 次
チケットの内容
チケットは「お札のふるさと」である越前市にちなみ、「彦根藩札」「民部省札」「明治通宝(ゲルマン紙幣)」をモチーフにしたものが1枚ずつの計3枚。しかも和紙の産地ならではの、プレミアム感がある越前和紙仕様。このチケット1枚で、企画参加店で提供するおろしそばを1杯食べることができます。
3枚使って、3つの店を巡るもよし、お気に入りの店で3杯食べるもよし。
越前おろしそば発祥の地である越前市内各店の味わい深い逸品を堪能しながら、まさに“おろしそば三昧”を楽しめます。
ちなみに、この企画で提供されるおろしそばは、食べ歩きを楽しんでいただけるよう、通常より小さめの企画サイズです。
※そばの量は店により異なりますが、80g以上を提供します。
※追加料金などで「大盛り」「トッピング」なども可能です。
さらに企画参加店を含めた、越前市内の所定の観光施設等約60カ所で利用できる500円クーポン券も付いています(おろしそば以外のメニューでも利用可能)。
おろしそば3杯分のチケットと500円クーポン券がセットになって1500円と、かなりお得になっています!!
「越前おろしそば三昧」の巡り方
❶チケットを購入
【販売先】
●観光・匠の技案内所(JR武生駅前)
●企画参加店紹介で【チケット販売店】のマークが付いている店
❷お店で注文!
チケット及びクーポン券を使う際は、注文する時に必ずお店に、必要な枚数のチケット及びクーポン券を渡してください。
提供されるおろしそばは、食べ歩きを楽しんでいただけるよう、通常より小さめの企画サイズです。大盛りやトッピング等をご希望の場合は、追加料金等で対応できるお店もあります(店舗紹介ページ「チケットにプラス!」参照。注文時にお店にお伝えください。対応不可の店舗もあります)。
❸お会計
追加料金がある場合は現金等でお支払いください。
チケットに同封のお得な
500円クーポン券について
500円クーポン券は「越前おろしそば三昧」参加店を含め、越前市内の所定の観光施設等 約60カ所でご利用可能です。
「越前おろしそば三昧」参加の21店舗では、クーポン券を使っておろしそば以外の各店自慢のメニューを味わうのもおすすめです。
参加店舗一覧
越前市が発祥!「越前おろしそば」とは?
そばに大根おろしを添えて味わう福井県のご当地そば。
ピリッとした大根の辛みは、香り高いそばとの相性が抜群でシンプルながら店ごとに違う味わいが楽しめます。
基本の構成は、そばと大根おろし、ダシまたは生醤油、薬味(ネギ・カツオ節)ですが、店によって食べ方がさまざまであることも特徴です。
越前市は“そばの聖地”
福井のそば文化の発祥で店も多数!
そば処である福井県のなかでも越前市は“そばの聖地”として知られています。
市内を巡れば、老舗はもちろん、若いそば職人が腕をふるう店など、数多くのそば店を見ることができ、福井に根付いたそば文化を実感することができます。
発祥は約400年前の越前市
府中の領主によって、おろしそばが誕生
越前おろしそばの始まりは今から400年以上前。
1601(慶長6)年に府中(現在の越前市)の領主となった本多富正公が、京都・伏見のそば職人、金子権左衛門を伴って赴任してきたことがきっかけです。
城下の医者と相談し、そばが健康面でよりプラスになるよう、大根おろしと一緒に食べることを考案したのが「越前おろしそば」の由来だとされています。
昭和天皇のお言葉によって、全国区に
時代は昭和になり 1947(昭和22)年。
昭和天皇が福井に御行幸された際、武生(現在の越前市)で召し上がられたおろしそばを大変お気に召され、おかわりを所望されたそうです。
御所に戻られてからも、そばの話が出るたびに「あの越前のそばは…」とお話しされたことに由来して、「越前おろしそば」の名が全国で知られるようになったという逸話があります。
実は越前和紙の産地である越前市は
「お札のふるさと」。
紙幣の歴史はここから始まった?
1500年の歴史がある越前和紙。越前市の今立五箇(いまだてごか)地区は、その高い技術を今に受け継ぐ日本有数の和紙産地です。この地の職人が漉いた和紙を使い、江戸時代に福井で発行されたのが「福井藩札」。これが日本初の本格的な紙幣でした。
その後、明治の初めには全国通用紙幣「太政官札」、そして現在の「日本銀行券」を誕生させました。偽造防止策の透かし技術も越前の和紙職人の手によって開発されたもの。
さらに戦中戦後には、一部の紙幣が越前市で製造されるなど、越前和紙の産地である越前市は「お札のふるさと」です。
この歴史にちなみ、当企画のチケットでは越前和紙を使用して、紙幣風のデザインを実現しました。
日本初の藩札は越前和紙の「福井藩札」
その品質の高さから全国の藩札に採用
1661(寛文元)年、福井藩は江戸幕府の認可を 受けて、日本で最初となる藩札を発行しました。 現存するものとしては日本最古の藩札で、 今立五箇(越前市)で漉いた越前和紙が使われています。 福井藩札の品質は他藩でも評判となり、 彦根や尾張などでも越前和紙を使った藩札が発行されました。 表面は1799(寛政11)年発行の彦根藩札で、 上部に描かれた5つの米俵は、この藩札が米5升の価値が あることを示し、下部には「江州彦根」の文字が見えます。
※画像は「彦根藩札」
【日本銀行金融研究所貨幣博物館蔵】
越前和紙の匠による紙漉き技術は
初の全国通用紙幣「太政官札」「民部省札」に
1868(慶応4)年に発行された全国通用紙幣が「太政官札」。 明治新政府の初代財務担当責任者となった元福井藩士の由利公正が、 財政基盤が整っていない新政府の収入を確保するために、 越前和紙を使って発行しました。高額紙幣の「太政官札」に対し、 庶民が使いやすい少額紙幣「民部省札」が翌年発行され、 ともに今立五箇にて1870(明治3)年まで漉かれたことから 今立五箇は「お札のふるさと」と呼ばれるようになりました。
※画像は「民部省札」
【紙の文化博物館蔵】
高度な印刷技術による偽造防止対策も
紙の品質がネックとなり
和紙の品質が見直されるきっかけに
「太政官札」「民部省札」は偽造が相次ぎ、1872(明治5)年、明治政府がドイツに発注したのが 「明治通宝」(通称・ゲルマン紙幣)です。 凸版印刷を用いた完成品を輸入する形で偽造に対応しましたが、 紙自体の品質が低く、耐久性のある和紙が見直されることになりました。 後に明治政府が「日本銀行券」を発行する際、7人の越前和紙職人を 採用しましたが、その彼らが開発した黒透かしの技術が 現在でも偽造防止に使われています。
※画像は「明治通宝(通称・ゲルマン紙幣)」
【個人蔵】
さらに…!
クーポン券には横山大観の名画!
日本画の巨匠・横山大観が、作品を描く際に愛用していたのが越前和紙です。大観は、紙漉き職人の初代岩野平三郎と頻繁に手紙をやりとりし、お互いの仕事場を訪ね、より質の高い日本画用紙を作り出しました。
クーポン券のデザインには、越前和紙とゆかりのある横山大観の作品を用いています。
(作品上)
《朝陽(ちょうよう)》 1930(昭和5)年頃
【福井県立美術館蔵】
(作品下)
《茄子(なす)》 1922〜1930(大正11〜昭和5)年頃
【福井県立美術館蔵】
いろんなところで使える
クーポン券でおそばを食べたら、
越前市内をお得に巡ろう!
500円クーポン券は「越前おろしそば三昧」参加店を含め、越前市内の所定の観光施設等約60カ所でご利用可能です。「越前和紙」「越前打刃物」「越前箪笥」の3つの伝統的工芸品の産地では工房見学や体験を、まちなかでは、風情を感じながら数多く残る寺社の御朱印巡りや、蔵を改装したカフェでのんびり過ごすのもおすすめ。おいしいおそばを食べて、ぜひ越前市内をお得に観光してください。
越前国府 越前おろしそば三昧
【期間】2022年7月1日(金)〜9月30日(金)
【企画の問合せ】0778-24-0655(観光・匠の技案内所)
【主催・発行】一般社団法人越前市観光協会
【住所】福井県越前市府中1丁目2-3
【電話】0778-23-8900
【HP】あり
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