【福井ラーメン探検隊】

『麺の坊 もり伝』の鶏白湯「あか伝」。|福井のラーメン調査・第44杯

2022/06/24

鶏白湯 あか伝(120g) 850円(※一味唐辛子の量は注文時に調整可能)

今回訪れたのは、福井市・松本通り沿いにあるラーメン店『麺の坊 もり伝』。コチラの代名詞ともなっているのが、この超濃厚なドロドロのスープ!

レンゲもぶっ刺さる! 超濃厚なドロドロスープがクセになる!

もみじ(鶏足)やもも肉など、一度に大量の国産丸鶏を炊き出す鶏白湯スープ。旨みを出し切るまで長時間煮込むため、超濃厚なドロドロのスープには旨味がグッと凝縮される。




これはもはや「スープを飲む」というより「スープを食べる」という表現のほうがしっくりきそうだ。
レンゲも垂直にぶっ刺さり、手を放しても倒れないくらいのドロドロ感に驚き。

しかしながら、濃厚なのに臭みが全くなく、味わいはまろやか。骨まで砕き、旨みを出し切るまで煮込んだスープにはコラーゲンが豊富に含まれており、美肌効果もあるというので嬉しい限り! 見た目に反し、あっさり食べられるから女性ファンも多いという。

今回味わったのは、旨みたっぷりの鶏白湯スープに、たっぷり一味唐辛子がかかった「あか伝」。丼の一面が真紅に染まっており、これはかなり辛そう……。麺を一気にすすれば予想を裏切らない辛さが押し寄せてくるから注意してかかるべし!




だが、後を引き過ぎない辛さに抑えられているので、見た目以上にかなり食べやすい。一味唐辛子が鶏白湯と見事に調和し、辛みが旨さを引き立てているのだ。

麺はドロ状のスープに負けないよう、加水率低めでコシの強い中細麺を使用するのもこだわりのひとつ。
しっかりとした麺がゴソッとスープを絡め取り、旨いところを逃さずキャッチする。

それだけに中盤に差し掛かった頃には、麺とともにスープもほぼ無くなってしまうかも……。そんな時には、店内中央の台に置かれている「割りスープ」を入れるのがおススメ。少し足せばスープの量が戻り、大量に足せば、液状の鶏白湯スープのように味変もできるのだ。




3度味わえば「必ずクセになる」というドロスープ!

なお、このスープの奥深さは一度食べても味わえ切れず「ぜひ3回は食べてほしい。そうすれば必ずクセになります」と、店主は語る。鶏白湯は今回味わった「あか伝」のほかにも、クリーミーなスープで一番人気の「しろ伝」、香ばしいニンニクをきかせたパンチのある「くろ伝」と、赤・白・黒の全3種類。
1つずつ注文していけば、3回『もり伝』のスープを楽しむことになるので、ぜひ全種類味わってみてはいかが。

その旨さがクセになり、ドロドロスープという名の沼にハマり、もう抜け出せなくなるはずだ!!

探検隊レポート

スープの濃さ:超こってり   
麺の種類  :中細麺
ボリューム :普通



麺の坊 もり伝
【住所】福井県福井市学園2-1-20
【電話】080-1962-9903
【時間】11:30~14:30、18:00~21:00
【休日】日曜、第2月曜
【座席】15席
【駐車】8台
【HP】あり
【SNS】Instagram Twitter





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#グルメ#福井市内#連載

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