『麺屋はなび 福井店』の「冷やし台湾まぜそば」。｜福井のラーメン調査・第45杯

今回訪れたのは「福井県立歴史博物館」近く、福井市大宮にある『麺屋はなび 福井店』。名古屋に拠点を置く、台湾まぜそば発祥の店『はなび』が、今年1月に福井初上陸。

どえりゃあ旨い名古屋めしの新星！ 台湾まぜそばとは？

台湾まぜそばは、唐辛子とニンニクを効かせた醤油味のピリ辛ミンチ「台湾ミンチ」をのせた汁なし麺のひとつ。 ピリ辛で旨みのある特製ミンチと奥深い醤油ダレに、ニラ、ネギ、魚粉、卵黄などの具材を麺と豪快に絡めれば、極上の旨さに。さらにパンチを効かせたいなら、おろしニンニクをお好みでトッピングするのがおススメだ。

この台湾まぜそばを、夏仕様でスッキリテイストに仕上げたのが、今回紹介する「冷やし台湾まぜそば」。 卵黄が全体に馴染むくらいよく混ぜ、後はおもむくがまま豪快にがっつく！ これがまぜそばの正しい食べ方。

『はなび』の麺はあえて湯切りをせず、麺棒でかき混ぜ傷をつけることで麺に粘りを出している。粘りが出ることで具がより絡まりやすくなるとともに、甘みもアップ！ もっちりとした麺に絡みつく、ネギやニラのシャキシャキ感が絶妙な食感を生み出す。

冷水で締めた麺が特製ミンチによく絡み、旨さの後から辛さがじわり、じわり……。麺をすすれば魚粉の香りが鼻を抜け、ピリリとした甘辛な後味も心地良い。

瑞々しい水菜がトッピングされており、濃厚な味わいながらもサッパリと頂けるようにしているのもこだわりのひとつだ。

自家製昆布出汁で味変！ 「追い飯」も楽しむべし。

中盤に差し掛かったら卓上の自家製昆布出汁を投入して味変を楽しもう。さっぱりとした甘みと共にマイルド感がアップ。

ラストは追い打ちに「追い飯」を。麺が無くなった後、レンゲ一杯分のご飯が無料で追加注文できるのだ。丼に残った少量のタレと具材を豪快に混ぜ合わせることでシメの混ぜご飯が完成。台湾ミンチの辛みと旨みがご飯との相性抜群。

「追い飯」を楽しむなら、必ずタレと具をわずかに残すことを忘れるなかれっ！

麺屋はなび 福井店
【住所】福井県福井市大宮1-11-6
【電話】0776-50-3827
【時間】11:30～14:30LO、18:00～21:00LO
【休日】無休 ※休日はInstagramを要確認
【座席】16席
【駐車】15台
【ＨＰ】あり
【SNS】Instagram

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