【8/27・28】未来へと継承する工藝の祭典「千年未来工藝祭」│越前市アイシンスポーツアリーナほか

2022/08/26

※このイベントは終了致しました。

夜市のような雰囲気を楽しみながらお気に入りを探すことができる「クラフトマーケットエリア」

長い歴史と共に受け継がれてきた数多くの伝統工芸が今もなお、まちの文化や暮らしを支え続けている越前市で、8月27日(土)・28日(日)の二日間にわたって『千年未来工藝祭』が開催されます。越前和紙や越前打刃物、越前箪笥などの作り手たちの人柄や技、製品に触れ、工藝や手仕事を身近に感じることができるイベント。若い世代にも知ってもらい、手仕事の素晴らしさを1000年先の未来へと継承するきっかけづくりを目指しています。会場は「越前市アイシンスポーツアリーナ」。

紙漉きを体験できるワークショップもあります。この機会にいろいろな手仕事の奥深さに触れてみては

『千年未来工藝祭』は伝統工藝だけでなく、さまざまなものづくりの楽しさに触れることができます。そのひとつが全国各地の工藝やハンドメイドクラフト、ファッション、アート、アクセサリーの職人たちが至極の逸品を販売する「クラフトマーケットエリア」。お気に入りを探し求めながら、ものづくりへの想いやこだわりをたずねてみては。伝統工藝の分野では、越前市の三つの産地の若手職人が制作した製品も販売されます。職人たちにとっても実際に手に取ってもらい、消費者の声を聞くことができる貴重な機会となります。

また子どもから大人まで、ものづくりを満喫できる「ワークショップエリア」があります。こちらでは、職人の手仕事を間近で見ることができたり、直接触れることができたり、五感を使って伝統工藝の技を楽しむことができそうです。会場前には、人気のフードトラックが集まる「フードトラックストリート」もお目見え。ジャンルを超えた個性的で多彩な食文化で食欲を満たしてください。

そのほかにも、会場に持参した野菜を料理人が即興料理する「ギブミーベジタブル」や、ものづくりの現場でうまれる音や作業唄を映像作品として楽しめる「クラフトサウンドスケープス」など、意外な視点から伝統工藝を楽しむ工夫が随所に。そして同時開催の音楽フェス『Millennium Deadstock Festival』が盛り上がりの追い風となりそうです。

若手職人が自らのアイデアで制作した製品も実際に手に取って見ることができます。産地の未来を担う若者たちにとっても貴重な機会となる『千年未来工藝祭』

2018年から始まった『千年未来工藝祭』ですが2020年・2021年は新型コロナウイルスの影響でオンラインストアや動画配信等のオンラインコンテンツを中心とした開催となってきました。

今年も新型コロナウイルスは予断を許さない状況が続いていますが、直接交流する機会が激減しているため、若手職人からはリアルイベントの開催を望む声も多く上がっているとのことです。こうした状況も踏まえて、今年はコロナ対策を講じたうえで三年ぶりのリアル開催となりました。

国指定伝統的工芸品「越前箪笥」の技法を使用した木製雑貨など、日常使いできるオリジナル商品を扱うショップも出店。ワークショップの体験もあります

素晴らしいものづくりはいつの時代も生まれ続け、そして時代に合わせて変化していきます。作り手との交流や体験は、日々の暮らしの中で良いものを楽しむ意味や関わり方を見つめ直すきっかけにもなるかもしれません。世界に誇る“ものづくりのまち”越前市から、地域や時間を超えて、伝統工藝の魅力とものづくりの素晴らしさを感じることができる二日間となりそうです。

千年未来工藝祭
【日程】2022/8/27(土)・28(日)
【会場】越前市アイシンスポーツアリーナ(福井県越前市高瀬二丁目8-23 武生中央公園内)ほか
【時間】8/27(土) 10:00~18:00(屋外・休憩スペースは10:00~21:00)、8/28(日) 10:00~16:00
【出展者】市内伝統工芸を中心に、県内外約130社(千年未来工藝祭HPで随時更新)
【SNS】Twitter Instagram
【HP】 あり
【問い合わせ先】info@craft1000mirai.jp
※新型コロナの感染状況により、開催内容が変更となる可能性があります。
※会場周辺には十分な駐車場がありません。当日は混雑が予想されますので、できるだけ公共交通機関のご利⽤をお願いいたします。



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