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2022/11/17
1756年、オーストリアに生まれた古典派を代表する作曲家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。5歳で作曲を始め、36歳でこの世を去るまでに、あらゆるジャンルで傑作を遺した天才であることから「神童」と称されています。
11月27日(日)、「ハーモニーホールふくい」で行なわれる『オペラ・アリアと弦楽の調べ ~モーツァルトに消えた才能たち~』では、題名の通り、モーツァルトと彼の陰に埋もれてしまった同時代の作曲家の作品をお届けします。
演奏は「東京フィルハーモニー交響楽団」コンサートマスターの近藤 薫氏とその仲間たち。
弦楽四重奏にコントラバスが加わった、小さい編成ながらも奥行きのある響きがオーケストラに匹敵すると言われる”弦楽五重奏”は、昨年、同ホールで行なわれたコンサートにて、スタンディングオベーションがわき上がったほど多くの人を魅了しました。今年度も、モーツァルトの名曲とともに知られざるクラシック音楽の名曲をホールいっぱいに響かせます。
演奏の間にはこの公演を企画したヨーロッパ文化史研究家の小宮正安氏が登壇。18世紀音楽の世界をスクリーンを使い分かりやすく解説してくれるので、クラシック音楽初心者も戸惑うことなく、コンサートを楽しむことができます。
そして、もう一つの見どころが、第一線で活躍する福井県出身のソプラノ歌手・吉田珠代さんのオペラ・アリアです。モーツアルトのオペラ「フィガロの結婚」から『楽しい思い出はどこへ』や、サリエリのオペラ「オルムス王のアクスル」から『どうすれば逃げられるのかしら…これこそが私の希望』などを披露します。
ただ”聴く”だけでなく、その曲が生まれた時代や背景を”知る”こともできる、特別なプログラムが楽しめる「ハーモニーホールふくい」オリジナルのコンサートで、クラシック音楽を身近に感じてください。
《吉田珠代さんからのメッセージ》
皆さま、こんにちは。鯖江市出身のオペラ歌手、吉田珠代です。この度11月27日(日)に「ハーモニーホール 小ホール」で開催されます『モーツァルトに消えた才能たち』で演奏します。日本の数あるオーケストラの中で、私が一番共演回数の多い「東京フィルハーモニー交響楽団」から選りすぐりのメンバーで構成された五重奏で、モーツァルトとサリエリの難アリア4曲と美しい弦楽作品をお届けします。さまざまな楽器を習う子ども達が手始めに演奏する曲目としてモーツァルトの楽曲が取り上げられる事が多いですが、実はシンプルが故に非常に演奏するのが難しい作曲家の一人です。この才能に、どんなに素晴らしい他の作曲家が嫉妬し、やがては消えていってしまったのか、今回企画構成・解説をされる小宮正安先生のお話とともに皆さんにお楽しみ頂きたいと思います。沢山のお客様のご来場をお待ちしております。
オペラ・アリアと弦楽の調べ
~モーツァルトに消えた才能たち~
【日程】2022/11/27(日)
【会場】ハーモニーホールふくい 小ホール
(福井県福井市今市町40-1-1)
【時間】14:00開演(13:15開場)
【料金】全席指定・車いす席3000円
※小~大学生は半額
【お問い合わせ】ハーモニーホールふくいチケットセンター(0776-38-8282)
【HP】あり
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