【ハナ金 夜ふかし倶楽部】

週末だけにひそりとオープンする。“チル”な音楽シーンに寄り添うレコードショップ|cuune

2023/01/26

国内外からセレクトした新譜レコードと古着を扱う、福井市田原町にあるレコードショップ『cuune(クウネ)』。以前、福井駅前にあった『HOSHIDO RECORDS(ホシドレコーズ)』からリニューアルし、2022年8月11日に移転オープンした。

約300点を超える新譜レコード、新譜カセットテープ、新譜CDを販売しており、最新のインディロック、ギターポップ、オルタナティブロック、シティポップ、アンビエントフォークなどをセレクト。

前店舗では邦楽を中心に取り扱っていたが、「RADIOHEAD」、「Primal Scream」、「Belle and Sebastian」などといった、洋楽のラインナップも多く取り揃えるようにもなった。
新たに、アナログの音源に加えて古着も販売しており、どれも“チル”な音楽シーンに寄り添うようなアイテムばかり。



店主の大谷さんは「若い世代にインディーな音楽や文化、アナログ盤の音の魅力に触れてほしい」と語る。
「田原町駅」周辺にはたくさんの学校や文教施設が集まっており、学生たちの目に止まりやすいというのも田原町を選んだ理由のひとつだ。

ストリーミングなどのデジタル音源は、録音時にある周波数帯域をばっさり切り離す特性を持つため、クリアな音となる。その反面レコードは、録音時のノイズや歪みもそのまま収録されるのだが、逆にデジタルではカットされる周波数帯域こそが、耳に心地よく残るのだ。また、レコードは音をなだらかに減衰させるため、アウトロまで自然でより臨場感のある音を奏でる。

CD、レコード、カセットテープは音として楽しめるのはもちろん、カタチとして所有できるのも魅力。レコードのアルバム(LP盤)であれば約30㎝もの大きさがあり、華やかなデザインのジャケットが多く、壁に掛けて飾って置く人も少なくない。 歌詞カードやライナーノート(解説)が付いているものもあり、じっくと読みながら楽曲の世界観に酔いしれるのも醍醐味だ。

気分をあげたいとき、落ち着きたいときなどにピッタリの楽曲、そして音楽シーンにぴたりと合うアイテムを、週末『cuune』で探してみてはいかが。


cuune クウネ
【住所】福井県福井市田原2-25-25
【お問い合わせ】InstagramのDMにて
【時間】金曜は19:00~22:00、土・日曜、祝日は13:00~19:00
【休日】月~木曜
【SNS】Instagram
※日曜、祝日など、閉店している場合もあるので来店前にInstagramにて営業日を要確認





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#エンタメ#福井市内#連載

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