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2024/01/29
福井県では昔から開祖・親鸞聖人の祥月命日(旧暦11月28日、新暦1月16日)の前後に、浄土真宗各派の年中最大行事である報恩講が各地域で行なわれる「ほんこさん」。寺院や一般家庭、地域の集会所で開かれるといったようにさまざまなカタチがありました。
その報恩講の期間中、おつとめの合間である昼食、さらに夕食では「お斎(おとき)」と呼ばれる旬の収穫物(野菜や穀物)と豆(油揚げや豆腐)を主に一汁三菜を基本とした精進料理「報恩講料理」がふるまわれます。お寺だけで食べられるものではなく、仏事や祭事などの際に地元の女性が集まり心をこめて作り、大勢の人が味わうのですが、通常の生活でも食卓に上がる郷土料理として家庭料理にも根付いています。
そんな「報恩講料理」を作り、食べるというワークショップが越前市横住町で開催されます。同地区で活動する『旬の会』グループの女性たちが地元で受け継がれる郷土料理の数々を前日より仕込み、当日仕上げるのですが、参加者はそのお手伝いをしながら料理が作られる過程を体験することができます。その後はお膳に並んだ料理を味わう美味しい時間が始まります! 料理一つひとつに込められた習わしや意味を教えてもらいながら味わう時間は格別で、毎年大好評なんです。
雪残る原風景もご馳走の一つ。福井の伝統食を体験できるイベントにぜひ参加してみてくださいね。
申込みは『もやいの郷 農楽園』までお電話を! 先着順となりますので、お申し込みはお早めに!
ほんこさま料理を楽しむ会
【会場】もやいの郷 農楽園(福井県越前市横住町17-29)
【日程】2/11(日)
【時間】9:30~ 料理体験・準備など、11:30~13:00 食事
【料金】3000円
【申込先・問い合わせ】もやいの郷 農楽園(0778-42-3838)
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