【3/21~】ポケモンと工芸のかがく反応を楽しむ展覧会「ポケモン×工芸展 -美とわざの大発見-」|国立工芸館

2023/03/10

桝本佳子《リザードン/信楽壷》2022年、吉田泰一郎《サンダース》2022年

■ポケモンと工芸、正面切って出会わせたとしたらどんな 「 かがく反応 」 が起きるだろう ……。

この問いに応えるべく人間国宝から注目の若手職人まで、20名のアーティストが工芸の多種多様な素材と技法でポケモンの世界観に挑戦した、約70点を初公開する展覧会「ポケモン×工芸展 -美とわざの大発見-」が3月21日(火・祝)より『国立工芸館』にて開催されます。

小宮康義《江戸小紋 着尺 「ゲンガー・ゴースト」》2022年、桂盛仁《帯留・ブローチ ブラッキー「威嚇」「眠り」「立ち姿」》 2022年

一見意外な組み合わせですが、案外この2者、共通項が少なくないのです。たとえば工芸の原材料や製造工程のエネルギーを挙げてみれば土や草、金属、水に炎、電気など、そのままポケモンのタイプといっても通用するかのよう。さらには技を磨き育てたり、収集や交換といったシステムも、工芸にかける作り手や愛好者の想いと重なるところが多いそう。



城間栄市《琉球紅型着物「島ツナギ」》2022年、今井完眞《フシギバナ》2022年

ポケモンの姿形からしぐさ、気配までを呼び起こした作品。進化や通信、旅の舞台、効果抜群の技などゲームの記憶をたどる作品。そして日々を彩る器、着物や帯留など粋な装いに誘い込まれたポケモンたち……。

坪島悠貴 《可変金物 ココガラ/アーマーガア》2022年、福田亨 《雨あがり》2022年

工芸ならでは豊かな物質感、卓抜の技から生まれポケモンたちは妙に新鮮で、まるでゲームの登場人物になったかのような気分も満喫できます。

満田晴穂《自在ギャラドス》2022年

鑑賞を深めるための多言語&音声ガイドやセルフガイド、同館ガイドスタッフが工芸のディープな魅力を案内する「工芸トークオンライン」、出品作家や展覧会企画者によるトークイベントもあり、また記録した写真にハッシュタグ「#pokemonxkogei 」を付けて発信したり、みんなの大発見をめぐる旅など、楽しみ方はいろいろ。

ポケモンと工芸の真剣勝負が開く、豊かな世界を体験しよう!

※上記作品は全て個人蔵
©2023 Pokémon. ©1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. 撮影:斎城卓


ポケモン×工芸展 ―美とわざの大発見―
【場所】国立工芸館(石川県金沢市出羽町3-2)
【日程】3/21(火・祝)~6/11(日)
【時間】9:30~17:30 ※入館は~17:00まで
【休日】月曜 ※5/1(月)は開館、5/14(日)
【料金】一般900円、大学生500円、高校生300円 ※中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料
※オンラインによる事前予約あり
※10名以上での来館希望の場合は事前に要問合せ
【お問い合わせ】050-5541-8600(ハローダイヤル 9:00~20:00)
【HP】あり(国立工芸館)※特設サイトはコチラ



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#おでかけ#アート#イベント

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