【気象予報士 二村千津子の風と雲】

この時期限定の言葉 雨やくもりも悪くない…と思えるかも|気象予報士 二村千津子の風と雲

2023/04/01

こんにちは。
気象予報士の二村千津子です。

新年度が始まりました。
4月から福井での新生活がスタートした!という皆さま、はじめまして。福井のおいしいもの、おいしいお酒、気持ちのいい自然を楽しんで下さい。
まずお出迎えしたのは、満開の桜だったかもしれませんね。

今年は桜の開花が異例の早さでした。統計史上最も早かった2021年に並ぶ3月22日に開花、このコラムが配信される頃には満開でまっさかり。場所によっては、桜吹雪の所があるかもしれません。コロナ渦で自粛気味だったお花見を今年は楽しんでいる方も多いでしょうか?
4月の主役の花と言えば、やはりサクラ。桜好きは今も昔も変わらず、昔から、この時期限定の言葉がいろいろあります。

例えば、「桜雨」や「桜流し」。どちらも桜の時期に降る雨で、「桜雨」は咲いている桜に降る雨。「桜流し」は桜の花を散らす雨の時に使われる言葉です。

「今週末の雨は桜流しとなりそうです」みたいな感じで使ったりします。

そして「花曇り」。文字通り、桜の時期の曇り空。また、「花冷え」は暖かな春の陽気の頃に、冷え込みが強まる時に使う表現です。もう一つ天気に関する桜の言葉で、桜の花が咲いたころに吹く強い風、桜の花を散らす風のことを「花嵐」と言ったりします。
そのほか、「花筏」は、以前のコラムでもご紹介したことがありますが、散った桜が水面に浮かんで筏のように流れていく様子を表します。

一方で地面に散りばめられた桜の花びらを「花絨毯」と言います。

この言葉の「花」は「桜」。そのほかにも多くの言葉があります。この期間限定の言葉、使ってみると、ちょっとだけ風情を感じられるかもしれません。

さて、先月のコラムで、2月は光の春、3月は音の春、4月は気温の春と言われる、というお話をしました。1年間の気温の傾向は、2月から7月にかけては、徐々に高くなっていくのですが(8月から1月は徐々に低くなっていく)、1か月の変化が一番大きい月が4月なんです。最高気温の平年値で、月の初めと終わりの気温の上がり具合をみると、

4月は初日と最終日で6℃上昇します。3月も5℃ほど上昇しますが、そのほかは3℃前後。まさに、空気が暖まることで春を感じる1か月と言えそうです。植物たちも、どんどん成長して、エネルギーがみなぎる感じがして、私も大好きな月の一つです。福井生活が7年目に突入する今年は、いままで以上に電車やバスを使って、福井の四季を感じてまわる予定です。(車持ってない(笑))

皆さんにも旬の景色をお届けできたらなと思います。

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※回答の掲載時期は未定です。全てのご質問にお答えできるとは限りませんので、ご了承ください。


二村千津子(ふたむらちづこ)
福井市出身。気象予報士、防災士、健康気象アドバイザー。2008年7月から2009年9月まで、中京テレビ「おめざめワイド」「ズームイン!SUPER!!」お天気キャスター。2014年4月から2017年3月までテレビ朝日「モーニングバード」(現在は「羽鳥慎一モーニングショー」)にて「ふた天」を担当。同年4月からNHK福井放送局「ニュースザウルスふくい」に出演中。アメブロ



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