【6/3】“越前和紙”と“日本画”の絆溢れる空間で、アートと音楽を楽しむ夜。ナイトミュージアム開催。

2023/05/29

「福井県立美術館」で毎回好評のナイトミュージアムが、6月11日(日)まで開催中の特別展『冨田溪仙 越前の紙漉きを描く』にて、6月3日(土)に開催されます。


国の重要無形文化財として福井が誇る伝統工芸の一つである“越前和紙”。冨田溪仙は早くから画材に和紙を用いた作品を発表し、それまで絹に描くことが主流だった日本画家たちに和紙の魅力を広めた画家です。

大正から昭和初期に活躍した日本画家、
冨田溪仙の代表作を展示
越前和紙の紙漉きを詩情豊かに描いた日本画

溪仙は越前の地を訪れ、和紙制作現場の取材を実施。その記録や作品が残っています。今日のように国内外の芸術家に愛される美術専門紙の誕生には、画家と越前の紙漉き職人との交流の軌跡が隠されていました。


展覧会の楽しみ方の一つとしておススメなのが、その作品展を担当した学芸員から直接話を聞くことができる解説会に参加することです。今回、申し込み者だけの為に貸し切った閉館後の美術館にて作品鑑賞をしながら、担当学芸員の特別解説と、声楽のコンサートを楽しめるスペシャルなナイトミュージアムを開催します。

東 園 (ひがし その)
北陸を中心に各地でオペラや演奏会等に出演。ソプラノ、サクソフォン、ピアノのアンサンブルグループ「SailOn」としても活動の幅を広げている。関西二期会正会員

展示空間にて行なわれるスペシャルコンサートには、福井を拠点に活動するソプラノ歌手、東 園(ひがし その)さんが登場。展示作品からイメージを受け、自らが選曲した「越前紙漉き歌」や「アヴェ・マリア」、「四季のメドレー」などを披露します。

アートと音楽が一度に楽しめる贅沢な一夜にぜひ足を運んでください。

『冨田溪仙 越前の紙漉きを描く』ナイトミュージアム
【日程】2023/6/3(土)
【会場】福井県立美術館(福井県福井市文京3-16-1)
【時間】18:00~20:00
【料金】3000円(入館料・解説・コンサート付)
【定員】30名まで
【問い合わせ先・申し込み先】福井県立美術館ミュージアムショップ 
【e-mail】info@greenlab.jp



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#おでかけ#アート#イベント

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