【6/30】福井出身の演奏家4人が、鍵盤楽器の巨匠、小林道夫氏を迎えて『Great Masters Series vol.4』を開催!

2023/06/13

福井県を代表する弦楽器奏者、松谷由美さん(ヴァイオリン)、荒井亮子さん(ヴァイオリン)、笠川 恵さん(ヴィオラ)、荒井 結さん(チェロ)の4人のメンバーで、クラシック音楽界の巨匠と共演しながらステージを創り上げるコンサートシリーズ『Great Masters Series』が6月30日(金)に「ハーモニーホールふくい」で開催されます。

左から松谷由美さん(ヴァイオリン)、笠川 恵さん(ヴィオラ)、荒井亮子さん(ヴァイオリン)、荒井 結さん(チェロ)

今回ゲストに迎えるのは、J.S.バッハの研究者であり、ピアノ・チェンバロ奏者でもある小林道夫氏。「小林さんは、このコンサートを始めた頃から、いつかは共演したいと考えていた方で、前回ゲストの山崎伸子先生(チェロ)にご紹介いただきました。バッハ研究の第一人者でもあるので1600~1700年代の当時の響きをどう表現するのか、とても楽しみです。バッハがいたバロック時代にはピアノはまだ存在していませんし、弦楽器も今のようなスチール弦ではありません。それを意識しながら音を創っていけたら面白いですね」と荒井 結さん。

小林道夫 / ピアノ・チェンバロ奏者
東京藝術大学音楽部楽理科卒業。ドイツのデトモルト音楽大学に留学。帰国後はチェンバロ、ピアノ、室内楽指揮など多方面にわたり活躍。特にバッハ、モーツアルト、シューベルトの解釈、演奏は高く評価されている。現在90歳。

2017年、「戦後の日本でクラシック音楽界を牽引してきた巨匠たちと、福井で生まれ育ち、今それぞれの地で研鑽を積む演奏家4人で同じステージに立ちたい、彼らの想いを継承したい」という強い意思のもとスタートした『Great Masters Series』。これまでに、ジャパン・ストリング・クヮルテット、小栗まち絵さん(ヴァイオリン)、山崎伸子さん(チェロ)と、故郷・福井で記憶に残る素晴らしいコンサートを行なってきました。

今回の聴きどころはなんといってもチェンバロの響きとか。「ピアノのご先祖ですが、ピアノは弦をハンマーで叩いて音を出します。でもチェンバロは弦を楽器の中にある爪で弾いて音を出します。奏でる音はピアノほど強くないのですが、チェンバロならではの響きが弦楽器とどう共鳴するのか楽しみで仕方がないですね」。

写真は「ジャパン・ストリング・クヮルテット」を
ゲストに迎えた第1回目の様子

コロナの影響で2019年の公演を最後に休止していた『Great Masters Series』。海外に拠点を置くメンバーもようやく日本に戻って来れるようになり、それぞれの4年分の思いが重なった演奏になるはず。この日限りの音楽をお聴き逃しなく!



Great Masters Series vol.4
MICHIO KOBAYASHI
~小林道夫が紡ぐチェンバロの音色~

【日程】2023/6/30(金)
【会場】ハーモニーホールふくい 小ホール(福井県福井市今市町40-1-1)
【時間】19:00開演(18:30開場)
【料金】全席自由/一般3000円、学生1500円
【問い合わせ先】gms@greenlab.jp(荒井)
【チケット】https://teket.jp/6231/21203
※ハーモニーホールふくいチケットセンターにても発売中(0776-38-8282



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#エンタメ#コンサート#音楽

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