90年前の児童が作ったオクヒキオコシの標本を紹介する佐野主査。奥の箱に多くの標本が保管されている=大野市の県自然保護センターで
90年前の勝山市内で子どもたちが採集した植物の標本が、良好な状態で県の施設に保存されている。身の回りの植物を集めた標本だが、長い年月を経たことで、当時の「通常時」の植生を知る上で重要な資料となっている。放送中のNHK連続テレビ小説でもスポットが当たる植物学。戦前の勝山の「子ども植物学者」たちが見た風景の一部が美しく残り、今に伝えられている。
(日刊県民福井)
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