山崎さん 九十九橋の下 生き延びる
「滝のように落ちてくる焼夷(しょうい)弾の音が今も頭から離れない」。1945(昭和20)年7月19日深夜、当時16歳だった福井市順化2の山崎武雄さん(94)は、空襲警報を耳にすると家から500mほど先の九十九橋の下に逃げ込んだ。50人ばかりが熱風に耐えながらひしめき合い、橋のすぐ外では焼夷弾の直撃を受けて焼ける人々の姿があった。「火の地獄を見た」。福井空襲から19日で丸78年。その光景は今も忘れられない。
(日刊県民福井)
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