福井ブローウィンズ、チーム初の4連勝で単独首位に。|バスケットボールB3リーグ

2023/11/24

©FUKUI BLOWINDS
今シーズンはここまで1試合平均20得点以上をマーク(リーグ3位)しているトレイ・ボイド(#1)。19日の岐阜スゥープス戦では29得点をあげた 

バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)の福井ブローウィンズがチーム初の4連勝を飾り、通算成績を11勝3敗に伸ばした。これで単独首位。11月18日、19日に行われた第7節では、岐阜スゥープスに2連勝。アウェーで初の連勝と勢いに乗るチームは11月25日(土)から越前市アイシンスポーツアリーナで豊田合成スコーピオンズとの2連戦に臨む。

※順位、勝敗は第7節終了時点 

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18日の岐阜スゥープス戦で5本のスリーポイントシュートを決める活躍の田渡修人(#73)。この日の3ポイントシュート成功率は55.6%を示した 

今シーズン、B3リーグで唯一ホームゲームの無敗(6勝0敗)をキープしているブローウィンズだが、当初想定していた「10試合を9勝1敗」から黒星が2つ多い展開。いずれもアウェーでの敗戦で、伊佐勉ヘッドコーチ(HC)は「苦しい局面を個の力で打開しようとしてリズムが悪くなることがある。自分たちが目指しているのはチームバスケットボール」と、課題を挙げていた。

そのアウェーで初の連勝となった岐阜スゥープス戦は、94得点(18日)、103得点(19日)とハイスコアを記録。いずれも序盤から勢いに乗って主導権を握る展開となった。18日の試合ではペリー・エリス、トレイ・ボイドに加えて、15得点の田渡修人ら日本人3選手が二桁得点を挙げるなど、オフェンスでもチーム力の高さを見せつけた。 



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11日の湘南ユナイテッドBC戦で23得点の満田丈太郎(#21)。「オフェンスではチームバスケットを遂行できた。コート上にいる選手同士のコミュニケーションをしっかりととって、ディフェンスを修正していきたい」と満田(11日試合後会見) 

前節の湘南ユナイテッドBC戦から好調の兆しはあった。点の取り合いとなった11月11日のゲームで23得点を挙げた満田丈太郎は試合後、「(ブローウィンズは)どの選手にも得点能力があるので、明日は別の選手が自分の立場になりえると思う。最近はコールプレーだけでなく、自分たちの流れの中でバスケットする場面が練習中からあり、選手同士の共通理解が進んでいると思う。」と、手ごたえを口にしていた。

ディフェンス面を修正して臨んだ翌12日は、最後までもつれるロースコアの展開に。試合後、伊佐HCは「(今日は)プレーオフのようなゲーム内容で、オフェンスが悪くてもチームが崩れなかったのは成長」と評価するとともに「終盤、いくつか自分たちにいい流れの中でスティールを奪うことができたのが勝利のポイント」と振り返った。

この日、4つのスティールを記録したのは渡辺竜之佑。「足元までプレッシャーをかけられる選手。リバウンドでは日本人としては驚異的な数字を残しているが、数字に表れない部分も含めて、彼がチームに与えている影響の大きさを感じている」(伊佐HC)と、チームのキーマンを称賛した。

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湘南ユナイテッドBC戦では2試合で12リバウンドを記録した渡辺竜之佑(#16)。フィジカルを生かしたハードなディフェンスでも勝利に貢献。「守備からチームにエナジーを与えていきたい」と渡辺(12日試合後会見) 

ホームゲームでの連勝記録をどこまで伸ばすのか?! 注目の第8節は、11月25日(土)・26日(日)に越前市アイシンスポーツアリーナで開催。翌週には第9節の立川ダイス戦を同アリーナで12月2日(土)・3日(日)に行う。

B3リーグ 2023-24 第8節 
福井ブローウィンズ VS 豊田合成スコーピオンズ
【会場】越前市アイシンスポーツアリーナ(福井県越前市高瀬2-8-23)
【日時】2023/11/25(土)15:00試合開始、26(日)14:00試合開始
【HP】あり




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#スポーツ#丹南

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