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2024/02/22
90歳から新聞ちぎり絵を始めた、奈良県在住の木村セツさん、グラフィックデザイナーで墨彩画も描く娘の幸子さん、そしてイラストレーター・漫画家として活動する孫のいこさんの作品展が大野市の『COCONOアートプレイス』にて3月20日まで開催中です。
「趣味をこしらえたら」という幸子さんからの提案により、手首の骨折をしたあとのリハビリを兼ね、90歳の元旦、2019年1月1日から始めた新聞ちぎり絵。
孫のいこさんがSNSで作品を紹介したところ、その作品の細かさ、鮮やかさ、作品のユーモラスな可愛らしさなどがたちまち話題となり、メディアでもたびたび紹介されています。
日常にあるものを題材に新聞紙を使って生み出す作品は、どれも見た瞬間、絶妙な色合いと質感、また豊かな表現力や深い洞察力に驚かされます。90歳で始めたことにも驚きますが、95歳の現在も新しい作品を作り続ける姿には元気をもらえます。
今回の企画展では、セツさんの作品の他にも、ちぎり絵を始めるきっかけをつくった娘の幸子さん、そして、セツさんと一緒に「絵手紙」絵本をつくった孫のいこさんの作品も展示。3世代の素敵な関係性、それぞれのアートが繋ぐ世界を覗くことができます。また木村家が、まだ見ぬ大野を想い制作した“絵”便りも展示されています。
会場は大野の街中にあり、セルフでコーヒーを淹れて休めるカフェスペースもあるので、大野の街中散策も楽しみながら、木村家3世代が描くアートの世界を堪能してみてはいかがでしょうか。
木村家の“絵”便り展 ~セツ、幸子、いこが描く三世代アート~
【日程】2024/1/20~2024/3/20
【会場】COCONOアートプレイス(福井県大野市元町12-2)
【電話】0779-64-4848
【休日】月曜(祝日を除く)、祝日の翌日
【時間】9:00~17:00
【料金】大人300円、中学生以下無料
【HP】あり
【SNS】Instagram Facebook
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