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2024/03/19
バスケットボールB3リーグの第23節が行われ、福井ブローウィンズは3月16日・17日にホームの越前市アイシンスポーツアリーナで山口パッツファイブと対戦。110-74、121-81と2試合ともに三桁得点で勝利し、B3リーグ参入1年目でのレギュラーシーズン優勝を決めた。
今シーズン、福井は開幕戦から無敗のホームゲーム最終戦を26連勝で締めくくった。レギュラーシーズンの1位を決めたことで、4月19日から始まるプレーオフは全試合ホームで開催することになった。
17日、試合後の会見で伊佐勉ヘッドコーチは「同じ方向を向いて、最後のホームゲームでしっかり戦えたと思う。(プレーオフを)ホームコートですべて戦えることはすごく心強い」などとコメントした。ホームではタフゲームでも声援に後押しされて高いパフォーマンスを発揮、勝ち星を積み重ねてきた。3月3日に福井県営体育館で行われた金沢武士団との第2戦では、クラブの最多来場記録となる3514人の観客が詰めかけ、シーズン通算の来場者数は5万人を突破している。
前節では、現在2位の香川ファイブアローズとアウェーで対戦。第2戦(3月10日)を落とし、リーグ連勝記録が「31」でストップした。伊佐HCは「リバウンドの課題が明確にでた先週の負けはシーズンを通して大きな試合だった。そこをしっかりと取り返すべく、残りのシーズンを戦っていきたい」と語った。主将の満田丈太郎(#21)も17日の試合後「プレーオフに向けて絶対に修正しなければいけない部分。(山口戦では)リバウンドやルーズボール、トランジション・ディフェンスをしっかりと意識して遂行できた」と振り返った。
また、今シーズンのチームの成長について満田は「デイヴィッド・サイモン(#55)の加入で選手層が厚くなって、誰がゲームに出ても強度を維持できている。試合を重ねるごとにディフェンスの連携も増えて、相手にアジャストするスピードが速くなっていった」と話し、「来シーズンにもつながる内容で優勝して福井を盛り上げたい。自分たちがB1を目指す上でも絶対に優勝が必要」と、プレーオフに向けて決意を示した。
ホーム最終戦でのレギュラーシーズン優勝がかかった山口戦。勝負強さを発揮したのが細谷将司(#0)だ。細谷は「プレーオフもそうなんですけど、ビッグゲームになると僕自身ワクワクする。今日の試合もアグレッシブなプレーを心がけた」と話す。チームが24アシストを記録した17日の試合で自身も7アシストを記録(16日の試合では6アシスト)、3ポイント4本を含む7本のシュートをすべて成功させる活躍で、この試合のMVPとともにチームのレギュラーシーズンMVPに選ばれた。
ここまで40勝4敗としている福井のレギュラーシーズンはアウェーでの残り6試合。次節は3月22日、23日にプレーオフ進出圏内にいる東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(7位)と江戸川スポーツセンター(東京)で対戦する。
B3リーグ 2023-24 第24節
福井ブローウィンズ VS東京ユナイテッドバスケットボールクラブ
【会場】東京都・江戸川スポーツセンター(江戸川区西葛西4-2-20)
【日時】2024/3/22(金) 19:00試合開始、23(土)15:00試合開始
【HP】あり
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