福井ブローウィンズ、連勝でセミファイナルへ。27日から徳島戦。|バスケットボールB3リーグ

2024/04/22

プレーオフ第2戦でチーム最長となる23分46秒のプレータイムを記録。3本のスリーポイントを決めた長谷川智伸(#6)

バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)の福井ブローウィンズは4月21日、越前市アイシンスポーツアリーナで湘南ユナイテッドBCと対戦。トーナメント戦(2戦先勝方式)で行われるプレーオフのクオーターファイナル(準々決勝)第2戦に臨んだ。

福井ブローウィンズは第1Qから強度の高いプレーで相手を圧倒、107-56で連勝してセミファイナル(準決勝)進出を決めた。B2昇格をかけて、27日からレギュラーシーズン5位の徳島ガンバロウズと福井県営体育館(福井市)で対戦する。

トレイ・ボイドⅢ(#1)は第2戦で30得点、5アシストの活躍

序盤から得点を重ねた初戦から一転、この日は第1Qの6分過ぎまで「6-3」とロースコアの展開が続いた。流れを変えたのが、途中出場の長谷川智伸(#6)。第1Qの残り2分11秒に放った3Pシュートで「15-5」と点差に広げると、続けてトレイ・ボイドⅢが3Pシュートをしずめるなど、第1Qだけで12得点の活躍、高い得点能力でたたみかけた。

20日の試合後、「(明日は)ディフェンスでも仕掛けていきたい」(伊佐勉ヘッドコーチ)と話していた通り、初戦で6本のシュートを許した3Pシュートをこの日は3本に抑えたほか、相手スコアラーのローカス・ガスティス(#33)を20得点(初戦は31得点)に抑えた。アグレッシブな守備が際立ち、湘南のターンオーバーは26を記録した。

満田丈太郎(#21)は20日の初戦に続いて20分以上のプレータイムでチームの連勝とセミファイナル進出に貢献

伊佐HCは「後半、相手の23番に2本の3Pを決められた以外はほぼパーフェクトなディフェンスができた。昨日の試合で9本とられた33番のリバウンドについても選手たちがしっかりと修正に応えてくれた。総じて40分間、出場している選手、ベンチ、会場を含めてエナジーレベルが素晴らしかった」と、試合を振り返った。

セミファイナルで対戦する徳島ガンバロウズはレギュラーシーズン31勝21敗の5位。福井ブローウィンズと同じく、今シーズンからB3リーグに加入、1年目でプレーオフ進出を決めている。

レギュラーシーズンでは、1月に福井県営体育館で対戦。104-93、94-86といずれも福井が勝利して直接対決を制している。一方、徳島はクオーターファイナルでレギュラーシーズン4位のさいたまブロンコスと対戦。アウェーで連勝してセミファイナル進出を決めるなど、勢いがある。

上位2クラブがB2昇格となる大一番は激しい攻防を目撃することになりそうだ。


B3 PLAYOFFS SEMIFINALS 2023-24
福井ブローウィンズ vs 徳島ガンバロウズ

【会場】福井県営体育館 メインアリーナ(福井県福井市福町3-20)
【日時】(第1戦)2024/4/27(土)15:00試合開始、(第2戦)2024/4/28(日)14:00試合開始、(第3戦)2024/4/29(月・祝) ※第3戦は第2戦が終了時点で1勝1敗となった場合のみ開催
【HP】あり








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#スポーツ#福井市内

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