【～5/12】山田和氏の個展が3年ぶりに開催。力強い作品やアッサンブラージュなど、独特の世界観を楽しんで│越前町・福井県陶芸館

愛知県出身で加藤唐九郎氏に師事し、陶芸村に陶房を構える山田 和氏の個展が3年ぶりに『福井県陶芸館』で開催されています。

主に志野、青織部、瀬戸黒など、茶の湯で使われる茶陶や酒器を制作。桃山陶をベースに、新しい感覚の陶芸を目指し、白い素地に真っ赤な釉薬「赫釉」を掛け流すオリジナルの「赫釉織部」など、独特の表現が印象的な作品が並びます。

また、近年ではアッサンブラージュという立体コラージュオブジェの制作も手掛けています。
アッサンブラージュとは寄せ集め、組み合わせることを意味するフランス語。さまざまな日用品や工業製品、廃品などを寄せ集めて作られます。
氏が生み出すアッサンブラージュは、アンティークや古道具、焼き物や人形などを組み合わせて生み出される独特の世界観が魅力。素材や表現しているものが何かなど、いろいろと考えを巡らせて観覧するのも楽しいのでは。

今回は新作のアッサンブラージュ10点と、黄瀬戸、志野、引出黒、赫釉織部、青織部などの技法による器作品50点を展示します。少し不思議な世界を味わえるアッサンブラージュの作品と、重厚感ある器が並ぶ、氏の「世界」をゆっくりと堪能してみては。

「山田 和」展
【日程】2024/4/13(土)～5/12(日)
【会場】福井県陶芸館 越前焼セレクトショップClays（福井県丹生郡越前町小曽原120-61）
【電話】0778-32-2174
【時間】9:00～17:00（最終入館16:30）
【料金】観覧無料
【ＨＰ】あり

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