丸岡-笹岡、新旧8号ルートどちらが速い?!

2019/08/23

新旧8号ルートをどれだけ速く走れるかを比べてみたら…

タイムアタック

2018年9月1日より開通した、あわら市笹岡~坂井市丸岡玄女まで開通した福井8号バイパス。渋滞の緩和や、災害時における交通の確保など、様々な目的のために新設された。そんなバイパスは旧8号ルートと比べてどれくらい速く走れるのか?気になったのでタイムアタックで比較してみました。

調査方法は以下の通り。

・2台の車で同日・同時刻(※調査環境が平等になるように)に坂井市玄女交差点から8号バイパス、旧8号ルートに分かれ石川県方面へ走る。
・ゴールは2つのルートが重なるあわら市笹岡交差点。ここを通過するまでのタイムを測定
・最高速度は法定速度

※渋滞や工事車両の出入りにより遅延があった場合もタイムに含む。

旧8号ルートと福井バイパスが交差する、ゴール地点のあわら市笹岡交差点
旧8号ルートと福井バイパスが交差する、ゴール地点のあわら市笹岡交差点

比べる間もなくバイパスの方が早いでしょう!!と、思いますが、実際のところどうだろう…。バイパスを利用する方が圧倒的に増えたことにより、旧8号ルートがスッカスカで以前より速く走り抜けられる裏道となっているのではないか?!(『F』が如く…「何人たりとも俺の前は走らせねぇ!」って感じで走れる?)。現に、8号線を走るとバイパスを使わず、旧8号ルートに曲がる車もチラホラ。(地元の方や旧8号ルート沿線の企業の方かも)。 

なお、福井バイパスは5.4kmの片側一車線の道路。距離はさほど長くなく単純計算をすると、時間=距離÷速さの公式で…

5.4km(距離)÷60km(速さ)=5分24秒

5分半弱。このくらいの時間で走り抜けられると事前予測。そして、8月某日16時頃、気温34℃の真夏日の炎天下の中、調査は決行された。果たして…

※距離は国土交通省 近畿日本整備局の資料を参照

写真は国道8号線・坂井市丸岡玄女の分岐点。ここから勝負!
写真は国道8号線・坂井市丸岡玄女の分岐点。ここから勝負!


-結果発表- 結論こうなった!

■ 福井バイパス
タイム 6分29秒06 WIN
・信号機 4基 
・止まった回数 2回
■ 旧8号ルート 
タイム 10分00秒68
・信号機 5基 
・止まった回数 2回

※スタート、ゴール地点の玄女・笹岡交差点の信号を除く(日々ウララ編集部員調べ)

予想どおり、と言えば予想どおり。下馬評を覆すことなく福井バイパスの方が、約3分30秒の差をつけ速かった。

– 総括 – 実際に走ってみて

通勤、及び帰宅時を避けての時間帯のためか、幸いにも両ルートともに、他車両に干渉されることなくスムーズに走ることができた。信号で止まった回数も同じで2回。なお補足ではありますが、両ルートにつきまして。

■ 福井バイパス

景色を遮るものがない福井バイパス。
景色を遮るものがない福井バイパス。ひたすら走るのみ

旧8号ルートより新しく、舗装もきれいなので路面にストレスを感じることなく走行できる。ただ、道の脇に街路樹もなくひたすら平坦な道がつづく。自動販売機すらない。ひたすら走るのみ。片側一車線であり追い越し車線OKの区間はあるものの、反対車線からバンバン車が通るため、ほぼ追い越しは不可。前にちんたら走る車があれば、ひたすらケツを追うこととなる。


■ 旧8号ルート

アップダウンの激しい旧8号ルート。
アップダウンの激しい旧8号ルート。バイパスとは景色も対照的

カーブは少ないが、アップダウンが多い旧8号ルート。路面も老朽化が進んでいる(「30豪雪」の時はこの悪路に苦戦を強いられた大型車両も多々)。周辺は林に囲まれて、古さを感じさせる道ですが、コンビニや飲食店も並びバス停もある。運転に疲れひと息いれたい、空腹を満たしたいなど、途中休める場所があるのはいいもんです。


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