『新感覚XRバスWOW RIDE®いこっさ!福井号』が1日から運行開始!「福井の“再発見”を楽しんで」総合演出・堤幸彦さん

2024/05/31

『WOW RIDE®いこっさ!福井号』の運行記念式典に出席した堤幸彦さん

いよいよ6月1日から『新感覚XRバスWOW RIDE®(ワウライド)いこっさ!福井号』が運行を開始します。5月31日には、福井市観光交流センターで記念式典が開催されました。

式典には、映像コンテンツの総合演出を務めた演出家・映画監督の堤幸彦さんも出席。あいさつに立った堤さんは「地元の人にもたくさん乗っていただいて、福井の“再発見”を楽しんでもらいたいです」と呼びかけました。

『新感覚XRバス WOW RIDE® いこっさ!福井号』は福井駅と県内観光地(恐竜博物館、一乗谷朝倉氏遺跡、あわら温泉)の主要3ルートで運行。目的地への移動中の車内に没入感あふれる映像が流れて、仮想空間を体験することができる、新感覚の観光バスとして話題となっています。

テープカットで『WOW RIDE®いこっさ!福井号』の運行開始を祝う関係者

式典には、西日本旅客鉄道の漆原健・常務理事 金沢支社長、杉本達治福井県知事ら関係者が出席、バスの停車場に移動してテープカットに臨みました。

式典であいさつに立った漆原氏は、今年2月のお披露目式以降、運行試験や映像コンテンツのブラッシュアップ、ワウライドクルーの訓練などを重ね、「世界でも福井にしかないエンターテイメントコンテンツを作り上げてきました」とあいさつ。「乗ること自体を目的とした観光コンテンツによって、福井での旅行がより便利で楽しく、価値の高いものになる。既存の二次交通と組み合わせて利用することで、交通機関全体の活性化も期待できます」と述べました。

「(映像コンテンツを)もっと面白くブラッシュアップしていきながら、全国に評判をとどろかせたい」と、意気込みを語った堤さん (右)

また、映像コンテンツの総合演出を務めた堤さんは「仮想現実と現実をバスの中でどう見せるのか、という冒険的な試みでした。目的地への移動時間、飽きることなくまるで劇場や映画館の中にいるような楽しみ方ができるバスをつくりたいという数年間の思いが叶いました」と振り返りました。

さらにこだわった点については、「例えば恐竜博物館には素晴らしい展示があるので、そこにはあまり触れないようにしながら、エンターテイメントとして期待感をあおる内容を目指しました。それぞれの観光地にあるドラマやストーリーをあらためて取材して掘り起こし、映像コンテンツにしました」と説明しました。

「恐竜往路」運行ルートの映像コンテンツには今井翼さんが出演

その映像コンテンツには、俳優の今井翼さんをはじめ、俳優の温水洋一さん、女流講談師として人気の七代目、一龍斎貞鏡さん、アニメ「ちはやふるす」で綿貫新役を演じた細谷佳正さんら個性豊かなキャストが出演しています。※出演者はルートによって異なります

乗車券はウェブサイトの「はぴバス」や「tabiwa by WESTER」、ふくい観光案内所(福井市観光交流センター内)で発売中。福井県立恐竜博物館の観覧券(常設展)のお得なセット券も取り扱っています。

詳細は公式サイト「おでかけネット 観光周遊型XRバス」をチェック!

【公式サイト】おでかけネット 観光周遊型XRバス

運行ルート
・【恐竜往路】JR福井駅 → 福井県立恐竜博物館(所要時間:60分)
・【恐竜復路】福井県立恐竜博物館 → JR福井駅(所要時間:60分)
・【一乗谷往路/復路】JR福井駅 → 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(所要時間:30分)
【一乗谷往路/復路】福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館 → JR福井駅(所要時間:30分)
・【あわら温泉行】JR福井駅 → えちぜん鉄道あわら湯のまち駅(所要時間:50分)
・【あわら温泉周遊】えちぜん鉄道あわら湯のまち駅発着(所要時間:30分)
※時刻表等、詳細は公式サイト

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