2024/06/17
『道の駅 一乗谷あさくら水の駅 』の食事処「水車」にて、6月14日より新メニューの提供がスタート!
新メニューの目玉は「戦国武将のおもてなしシリーズ」第二弾として提供される「醤油猪かつ丼」と「あさくら和膳」。美山産の猪(いのしし)や「こしのさくらます」などの地元食材を、400年以上の歴史がある香り高い山椒「朝倉山椒」とともに味わいます。
「戦国武将のおもてなし」は、戦国時代の食文化を取り入れる試みで、2022年10月の朝倉氏遺跡博物館リニューアルオープンに合わせてスタート。第一弾として提供を開始した羽釜を使用した「戦国羽釜飯」(要予約)は大好評を博し、これまで累計約1200食を記録したそう!
これに続く第二弾として、戦国時代に食されていたであろう、猪とさくらますを使用した料理が今回誕生。
「醤油猪かつ丼」は、 美山産猪ロース肉をカラッと揚げ、コクのある醤油ダレ、美山産のごはんとあわせた一杯。お好みで、添えられた大根おろしや朝倉山椒を振りかけて味の変化を楽しむのもおすすめです!
猪肉は、地元で獲れた猪を新鮮な状態で冷凍保存するため、ジビエ特有の臭みも感じず、お肉の濃厚なあぶらみの美味しさが堪能できます。サクサクの衣、醤油ダレとの相性も抜群。
歯ごたえのあるイメージが強い猪肉ですが、この猪カツは柔らかく歯切れもよい。「地元の年配の方にも食べやすく、それでいて食べ応えのあるメニューとなるよう試食などもしてもらいながら改良を重ねました」と調理担当の前川さん。
「朝倉山椒」は、戦国武将朝倉家発祥の地・兵庫県養父(やぶ)市の特産品で、当時の高級品。通常の山椒よりも粒が大きく、香気成分(リモネン)を多く含み、すっきりとフルーティーな風味が特徴です。山椒特有のピリッとした辛さは猪カツの旨味を上品にそしてさっぱりと引き立てます。
そして「あさくら和膳」は、福井市のブランド「こしのさくらます」をメインに据えた一品。手作りの塩こうじに漬け込まれたさくらますの身はほどよい脂がのり、しっとりふっくらとした食感。白米と一緒に口に運べば、滋味深い味わいが広がります。さくらますの身の上にのせられたゆず山椒(朝倉山椒使用)も爽やかなアクセントに。
また、両メニューに添えられる「あさくら漬」は『あさくら水の駅』でしか味わえない逸品。大根を朝倉家発祥・蘭奢酒(らんじゃしゅ)のみりん粕で漬けたもので、クセがなくその甘味とゆずの風味が箸休めにもぴったり。
その他、地元のシカ肉を新鮮な野菜と合わせた、暑い日に食べたくなる「ごまだれジビエ冷しゃぶうどん」(1000円)や、数種類のフローズンフルーツ、ゼリー、チョコフレーク、そして濃厚なソフトクリームものった贅沢な「あさくらパフェ」も登場!
地元の食材にこだわった初夏の新メニュー、いずれも予約なしで気軽に味わうことができるので『一乗谷朝倉氏遺跡』を訪れた際はもちろん、ふらっと立ち寄った際にもおすすめですよ。
道の駅 一乗谷あさくら水の駅 「お食事処 水車」
【住所】福井県福井市安波賀中島町1-1-1
【電話】0776-41-2777
【時間】10:00~17:00(16:00LO)
【休日】年末年始
【席数】44席
【駐車】あり
【SNS】Instagram
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